贅沢すぎる? 高額な養育費を支払っているセレブたち
最近、セレブが別れた子どものために支払う養育費がますます高額になっていると話題。ミック・ジャガーが8人目の子を身ごもっている女性に億単位の養育費を用意しているとの報道も記憶に新しい。そこで、「その額、必要?」というレベルの、ケタ違いの養育費を払っているセレブを5人ピックアップ。
ナーラ・オーブリー(Nahla Aubry)、ハル・ベリー(Halle Berry) Photo: Getty Images
ヴェルサーチの広告撮影中に出会ったカナダ人モデル、ゲイブリエル・オーブリーと恋に落ち、娘ナラをもうけたハル。破局後は娘の親権をゲイブと共有することで落ち着いたけれど、圧倒的に収入が多いハルが毎月、養育費1万6000ドル(約165万円)+ナラの学費を彼に支払うことに! これに納得がいかなかったハルは、新恋人オリヴィエ・マルティネスとの子供を妊娠するや、毎月の養育費を3000ドル(約31万円)に減額するように裁判所に申請。理由はゲイブがナラの養育費で生活し、働いてないというもの。ゲイブはカフェ経営で収入を得ているので、ハルの申請は裁判で却下されてしまった。
トム・クルーズ(Tom Cruise)、スリ・クルーズ(Suri Cruise) Photo: Getty Images
ドナルド・トランプ(Donald Trump)、イヴァンカ・トランプ(Ivanka Trump) Photo: Getty Images
幼いころから英才教育!? マルチリンガルなセレブ・キッズたち
パパ、ママの国籍が違う国際派カップルも多いことから、多言語を話せる子どもが珍しくないセレブ界。リリー・ローズのように自然とフランス語&英語が話せるようになるのが理想だけど、なかにはグウィネスのように幼少期からバリバリと教育して身につけさせるパターンも。
引用元:http://www.elle.co.jp/maman/celeb/peaches16_0624?cmpid=ynews_20160911_maman_celeb_peaches_160908_2
子どもにモンテッソーリ教育を受けさせたセレブたち
ケイリス(Carys)、マイケル・ダグラス(Michael Douglas)、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(Catherine Zeta Jones)、ダイアン(Dylan) photo : GettyImages
マイケル・ダグラス&キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
外交官の娘で美人ソーシャライトとして鳴らした元妻ディアンドラ・ルーカーとバミュダ諸島にある豪邸に住んでいた80年代、長男キャメロンを同地のモンテッソーリ教育を行う幼稚園に通わせたマイケル。再婚した愛妻キャサリン・ゼタ=ジョーンズとの間に生まれた次男ディランと長女ケイリースも同じ幼稚園に通わせたのは教育方法に大きな信頼を置いていたせい。ただし小学校に上がるまでディランが難読症なのがわからず、判明後は彼が特別教育を受けられるようにニューヨークに移住。

ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett) photo : GettyImages
ケイト・ブランシェット
撮影で世界中を飛び回るケイトにとって、そのときどきの滞在地のモンテッソーリ・スクールを探すのが重要な案件のひとつ。長男ダシールも次男ローマンも三男イグナシウスにもモンテッソーリ教育を受けている。ただし5歳からは特別な教育に固執しない普通の幼稚園に通わせるのがケイト流。昨年、養女にしたイーディスちゃんは多分、ケイトと夫が本拠地にするロサンゼルスのモンテッソーリ・スクールに通うはず。長男が通った幼稚園と推測されるが、ここはハロウィーンに親が衣装を手作りする決まりがあり、裁縫が苦手なケイトにとってかなりの苦痛なのだとか。

ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)、ビル・クリントン(Bill Clinton) photo : GettyImages
ヒラリー&ビル・クリントン
父親ビルがアーカンソー州知事だった1980年に州都リトルロックで生まれたチェルシーが通ったのは、「チルドレンズ・ハウス・モンテッソーリ」。両親は娘に一般の子どもと同じく公立校で教育を受けさせたかったけれど、当時リトルロックには公立の幼稚園がなかったため。生まれた瞬間からメディアに追いかけられていたチェルシーは幼稚園時代から聡明なだけでなく思慮深く、思いを言葉にする前に熟考するタイプだったと幼なじみマーサの父親で新聞記者のマックッス・ブラントリーが記事にしている。これもモンテッソーリ教育のおかげ?

レニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)、ゾーイ・クラヴィッツ(Zoe Kravitz) photo : GettyImages
レニー・クラヴィッツ
ミュージシャンの父親レニー・クラヴィッツと女優の母親リサ・ボネは、娘ゾーイが幼いころから芸術的環境で育てるのがいちばんと判断。自宅のあるベニスビーチ近くのモンテッソーリ・スクールで創造力を養う教育を受けさせた結果、ゾーイはミュージシャン兼女優に成長。40代後半にしてヒッピーシックなファッションをセクシーに着こなす母親同様、独自なファッションセンスの持ち主なのは幼い頃に養ったクリエイティビティのたまものだろう。偏らず、すべてに“美”を見出す教育のおかげで恋人の趣味も多様!

シェール(Cher)、チャズ(Chaz) photo : GettyImages
シェール
シンガーとして名声を確立した70年代から今にいたるまで存在自体が芸術といえるシェール。本格的に女優活動を始めた80年代からは小林幸子もびっくりな奇抜なスタイルでレッドカーペットのあだ花となった彼女だけに子どもたちに選んだのは、創造性を重視するモンテッソーリ・スクール。ソニー・ボノとの間に生まれたチャスティリー(現在は、息子チャズ)とグレッグ・オールマンとの間に生まれた息子イライジャ・ブルーもこの教育法で芸術性を見事に開花。チャスティリーはその後、ジェニファー・アニストンも通った芸能専門の高校に進学し、女優兼作家兼アクティビストとして活躍。長男イライジャはジャレッド・レトのバンドなどを経て、ソロ・ミュージシャンとして活動中だ。
_________________
モンテッソーリ教育の目的と方法
目的=自立した子どもを育てる
モンテッソーリ教育の基本は、「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。 大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」という考え方にあります。
モンテッソーリ教育の目的はそれぞれの発達段階にある子どもを援助し、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」ことです。
その目的を達成するために、彼女は子どもを観察し、そこからえた事実に基づいて教育法を構成し、独特の体系を持つ教具を開発しました。 その教育法の正しさは、現代の大脳生理学、心理学、教育学などの面からも証明されています。
方法=自由の保障と整えられた環境による教育
『子どもの家』では、子どもたちに自発的な活動に取り組む自由を保障し、そのために「整えられた環境」を準備します。
「整えられた環境」とは、次の4つの要素を満たすものです。
- 子どもが自分で自由に教具を選べる環境構成。
- やってみたいなと思わせる、おもしろそうな教具。
- 社会性・協調性を促すための、3歳の幅を持つ異年齢混合クラス編成。
- 子どもそれぞれの発達段階に適した環境を整備し、子どもの自己形成を援助する教師。
※モンテッソーリ教育においては、教師は「教える人」ではなく、子どもを観察し、自主活動を援助する人的環境要素です。