毎年、寒くなる季節はインフルエンザが流行する季節です。インフルエンザは、普通の風邪よりも症状が重くなることが多くて、ツラいですよね。そんなときにおススメしたいのが「歯みがき」。歯みがきには、歯や口中を清潔に保つだけでない意外な効用があるんですよ。
インフルエンザの予防に「歯みがき」がいい理由は?
インフルエンザウイルスは咳やくしゃみによって空中に飛散し、それを吸い込んだりウイルスが付着した手で口を触るなどして感染します。鼻や喉の粘膜に付着し、細胞に侵入して増殖します。粘膜はタンパク質がガードすることで、ウイルスが付着しないように守られていますが、プロテアーゼや、ノイラミニダーゼなどの酵素によってタンパク質が破壊されるとインフルエンザに感染しやすくなってしまうのです。
これらの酵素は、口中のプラークや歯石、歯垢にいる細菌によって作り出されます。インフルエンザに感染しにくくするには、口中の細菌が増えないようにきちんと歯みがきをすることが重要なのです。こまめにうがいをすることで、口中に入り込んだウイルスを外に出すことができます。
インフルエンザ防止には「朝起きたらまず歯みがき」
睡眠中は分泌される唾液の量が減ってしまうため寝ている間に口の中の細菌は増殖しています。唾液には殺菌作用があり、細菌の増殖を防いでいるのです。インフルエンザの防止のためには、朝起きたらすぐ、必ず朝食の前に歯を磨きましょう。これによって、口中のウイルスが喉や食道にまで侵入するのを防ぐことができます。
夜はしっかり歯みがきをして、歯と歯の間のプラークを歯間ブラシなどで取ってあげるといいでしょう。夜の歯みがきは、唾液が減少する睡眠中に、少しでも細菌が増殖しないようにするのが目的です。
引用元https://nanapi.com/ja/129835
_____________________
インフルエンザの感染経路にはどんな種類があるの?
インフルエンザには、「飛沫感染」と「接触感染」があります。
飛沫感染とは
感染者の「咳」や「くしゃみ」などの飛沫によってウイルスが放出され、そのウイルスを吸い込んだ他の人が感染するといったものです。主な感染場所は、不特定多数の人が集まる場所(学校や電車など)です。
接触感染とは
感染者が「咳」や「くしゃみ」などを抑えた手で触れた場所(当然、この場所にはウイルスが付着しています)に他の人が触り、そこから鼻や口を通じて感染するといったものです。主な感染場所は、不特定多数の人が触る場所(ドアノブや手すりなど)です
どのような予防法があるの?
手洗いを徹底する
手洗いうがいは最もスタンダードかつ効果的な予防法です。案外洗えていない箇所があります。それは、「手首」です。手首は手の平や指の間に比べ、洗う人が少なく、見落としがちです。手の平を綺麗にしても、感染してしまうといったケースがあります。手を洗うときはしっかりと手首も念入りに洗ってください。併せて「うがい」もしっかりと行いましょう。
規則正しい生活をする
食事と睡眠をおろそかにしてしまうと、免疫力の低下につながります。免疫力の低下は、感染の確率をグッと上昇させるので、日頃からバランスよく食べる、寝るときはしっかりと寝る。という生活をしましょう。1日3食しっかり食べましょう。バランスが大切です。睡眠は6時間30分以上、連続してとることが望ましいとされています。
換気をする。
1〜2時間に1度の換気を心がけましょう。インフルエンザやその他ウイルスに感染している人が同じ部屋にいる場合、換気をおろそかにすると、ウイルスが室内に留まることになります。扇風機を使うと効率的に空気の入れ替えを行うことができます。
予防接種を受ける
予防接種の効果は、インフルエンザを予防することはもちろん、もしインフルエンザに感染してしまったとしても重症化を防ぐことができます。家族で医療機関を受診し、しっかりと予防接種をするということが大切です。ただし、インフルエンザの予防接種は健康保険適用外です。そのため、全額自己負担となります。予防接種法に基づく定期接種の対象者については、接種費用が市町村によって公費負担される場合もあります。
もしインフルエンザにかかったら?
「38度以上の急な発熱」や「節々の痛み」などの症状が現れたらインフルエンザに感染している恐れがあります。インフルエンザの感染が疑われる場合は、お近くの医療機関を受診してください。インフルエンザは症状が出てから48〜72時間後に最もウイルスが多くなります。48時間以内に病院で抗インフルエンザ薬をもらい服用することが大事です。
引用元https://nanapi.com/ja/125353
_____________________
実はみんな間違えてる?正しいマスクの付け方・外し方を医師に直撃!
2009年の新型インフルエンザ流行を機に、普段からマスクを付ける人が一気に増えました。もしかしたら、風邪やインフルエンザの予防で毎日つけているのにまったく意味がなかった、という状態になっている可能性も!?
マスクの効用
感染を避けるためにマスクを付けても効果は限定的だといいましたが、すべてではなくても入ってくるウイルスを減らすことができますし、さらにのどをケアする効果もあります。のどは乾燥していると、粘液が荒れてウイルスが侵入しやすくなってしまいます。しかし、マスクを付けていると湿度を維持できるので、のどを感染しにくい状態にすることができます。
マスクの選び方
家庭用マスクの選び方
家庭用マスクはガーゼと不織布の2タイプがあります。不織布のマスクは最近主流の使い捨てのもの。今ではガーゼが3%で不織布が97%くらいの割合だそうです。「不織布というのは織ってないということで、繊維が複雑に絡み合っているので隙間が狭くなっています。不織布にはヒダ状になった「プリーツ型」と顔のラインに沿った形状の「立体型」がありますが、どちらも性能は変わらないので好みで選んでOKとのこと。
正しいマスクの付け方
フィット感を調べるにも、まずは正しい付け方を知っていなくてはいけません。特にプリーツ型の不織布マスクは正しく付けられていない人が多くいるようです。「針金のあるほうを上にしてヒダの向きを下向きでつけます。ヒダを下向きにすることで花粉などが入らなくなります。鼻と顎の部分もちゃんとカバーするのが大事です」プリーツ型はオモテウラもわかりにくいですが、針金のある側を上にしたときヒダの向きが下になっているほうがオモテ(顔に付かないほう)になるので、ヒダの向きにも注意しましょう。
正しいマスクの外し方
正しい付け方があるように、マスクには正しい外し方も存在します。まず重要なことはフィルター部分に触らないことです。「フィルターにはウイルスや花粉が付いているので、耳にかけているバンドの部分などを持って外すようにするといいと思います」なるべくフィルター部分には触らないようにして、もし触ってしまった場合はすぐに手を洗うとさらに感染のリスクが下がります。外す際も、外してマスクを捨てたあとにはしっかり手を洗うようにしましょう。
引用元https://nanapi.com/ja/124122
_____________________
今年はインフルエンザが大流行すると予想されていたが、厚生労働省は25日、インフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表した。検出されたウイルスはA香港型が多く、次いでH1N1型、B型だった。「せきやくしゃみで他人にうつさないため、マスクの着用や口と鼻を押さえる『せきエチケット』と、手洗いを心掛けてほしいと呼びかけている。今回歯磨きが予防になることを初めて知ったので、出先でも歯磨きを遂行したいと思う。それからインフルエンザワクチンの接種はまだ間に合うそうだ。接種していない私は、此れから予約したい。
(キュレーター:remon)