昭和の香りが消えていく 『レトロ自販機』

昭和の香りが消えていく 『レトロ自販機』

NHK番組で大きな話題となった「レトロ自販機」 いよいよ絶滅の危機

 温かいうどん・そば、トーストサンド、ハンバーガーを販売する「レトロ自販機」が懐かしいデザインや味が受け、人気を集めている。1960~80年代に設置され、地元の住民やトラック運転手などに利用されてきたが、今では全国で100台程度しか稼働していない。希少価値が高まる一方、老朽化や閉鎖店舗の増加で、レトロ自販機は絶滅の危機にある。

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 群馬県みどり市の国道122号沿いの山奥にある丸美屋自販機コーナー。11台の自販機が並び、地元の「ひも川うどん」などを販売する。平日は近隣の住民やドライバーの利用が中心だが、週末は遠方からも食べに来るという人気スポットだ。

 昨年、NHKの「ドキュメント72時間」で秋田港近くの船舶食料商「佐原商店」のうどん・そば自販機が取り上げられた。地元の人たちに親しまれている姿が描かれ、大きな話題となった。今年3月末に閉店となったが、懐かしい味を惜しみ、連日行列ができるほどだった。

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最近はオーナーの高齢化で後継者がいないため、閉店する店舗が増加している。さらに自販機も老朽化で動かなくなり、年々減少している。 レトロ自販機の人気で、生産復活を望む声もあるが、75年~95年まで、うどん・そば自販機を製造した富士電機広報IR部は「今は生産できる人や設備がない」としている。

 今では24時間営業のコンビニエンスストアが各地に広がり、食べることに困らなくなり、レトロ自販機の役目は終わり、絶滅する方向へ向かっている。その一方で、昭和レトロの懐かしい味を求める人たちが増えているのも事実だ。レトロ自販機には、なくなればなくなるほど、人々を魅了する不思議さがある。

引用元 http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/161009/cpd1610091710001-n3.htm

 


 

秋田県秋田市 佐原商店

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秋田土崎港に古くからあるお店で、うどん・そば自販機、ハンバーガー自販機がトラック運転手や港湾関係者、ババヘラアイス売りのおばちゃんなど地元の人たちに愛されている。古びた店先のテーブルでおいしいうどん・そばが200円という格安で食べられる。24時間営業。2016年3月31日を以て閉店します!

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NHKのドキュメンタリーに登場したりと大人気の晩年だったが、ついに別れの時が来てしまった。
東北地方の懐かし自販機コーナーが次々と無くなっていくなか、聖地佐原商店の閉店は本当に辛く寂しい。
お疲れさまでした!

引用元 http://jihanki.michikusa.jp/tohoku/sahara/

 


 

近くにある大事なものを想い出させる時代遅れの懐かし自販機

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「旅人」、魚谷祐介さんをご紹介します。
魚谷さんは43歳。現在、ネパールのポカラに暮らしています。
フォトグラファー、ウェブデザイナー、ミュージシャンなど、多岐にわたって活躍されていますが、肩書きは、あくまでも「旅人」。

高校一年の時、お年玉で、サイクリング自転車を買って、北海道を旅したのが、今の原点になっているそうです。高校を卒業してから、一度も定職に就かず、自分の行きたい所へ行く、そんな旅を、いまも続けています。

群馬県みどり市にある「丸美屋自販機コーナー」でのこと。中に入ると、タクシーの運転手さんが、うどんをすすっていました。それが、なんとも、美味しそうに見えるんですね。

「正直な気持ち、自販機より、コンビニの方が、うまい」

と思っていた魚谷さん。でも食べてみないと、何も分からない。
コインを投入すると、自販機の中で、回転する音がして、30秒ほどで、取り出し口から、プラスチック容器に入った、熱々のうどんが出てきました。
ズルズルッと麺をすすった魚谷さん。思わず「うまい!」と唸ると、横にいた運転手さんが、「だろ?」とニッコリ。(こういう人たちに自販機は支えられているんだ)と知った魚谷さん。
さっそく、ウェブサイト『懐かし自販機』を立ち上げ、写真や動画などの記録を、残していくようになりました。 

最後に、魚谷さんの著書から、こんな言葉をご紹介します。

『世の中が24時間営業ではなかった昔の日本には本当の夜があった。午前2時から4時頃までは、深夜という名にふさわしい静寂と畏れがあった。世間の大半が眠る中、埠頭や国道で働く人や旅人たちを温めていたのが自販機だった。当時から生き残る旧い自販機たちは、夜の重みを憶えているに違いない。』

引用元 http://www.1242.com/lf/articles/7100/

 


 

 絶滅の危機にあるレトロ自販機。昨年放送されたNHKの「ドキュメント72時間」は、たまたま少し見ていた。今年、昭和の香りのする場所がまたひとつ消えていった。またその頃、ニュース番組でも見た記憶があり、レトロ自販機の「聖地」と呼ばれている店、というか無人店舗のことも覚えていた。今回知ったことだが、こちらもオーナーは高齢。レトロ自販機も高齢で、部品がないので壊れてもメンテナンスが出来ないため、終了となる。だがこちらの店舗の希望の光はメンテナンスの達人がいること。まだまだ愛され続けているレトロ自販機。もうしばらく頑張ってもらいたい。

≪キュレーター・SILVIA≫

 

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SILVIA

SILVIA

夫と2男子の4人家族。昼は会社でワーキングレディ、夜は学びを求めてネットの住人。好きな作家は池波正太郎。好きな作品は「鬼平犯科帳」。勧善懲悪で今日もスッキリ!

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