ダイエットもうつ病にも効果的な「マインドフルネス」っていったい何?

最近多くの書店でも見かける「マインドフルネス」という言葉、ビジネスやダイエットにも関連しているようですが、いったいどんな意味があるのかご存知ですか?もともとは日本の禅からきているものと聞きますが、ますます「???」となりそうです。早速その意味を解読していきましょう。

 

マインドフルネス(mindfullness)って何?

 

その単語をひとつづつ訳していくと『mind=心・精神』と『full=~で満ちた』、『ness=状態』が合わさった言葉で【心で満ちている状態】という意味で、もともと1960年代にカリフォルニアの禅道場がはじまりのようです。そこからアメリカへと広まり2000年に入りITベンチャーで迷走が行われ、人間関係の円滑化や、ストレス軽減、集中力の向上の効果があるということが分かってきました。

 

今経験している、考え、感情、感覚に集中している心の状態に目を向けるということですが、マインドフルネスを取り入れることで、集中力やEQ、対ストレス性などの向上を目指すためのツールだと注目を集め、GoogleやFacebookといった大手企業の研修や、学校教育への導入が広がっています。また新しいビジネスとしての可能性としても考えられているようです。

 

 

心理学を使ってラクラクダイエット!

 

このマインドフルネスを使った痩せる食べ方が、米ミズーリ大学の研究で判明しました。①~⑤を繰り返すことでゆっくり食べることにつながり、満腹感も感じやすく食べすぎも防げます。

 

①食事の前にまず深呼吸を繰り返す。

 

②自分の空腹感に意識を向ける。

 

③食べ物をじっくりと見つめて「本当に口にしたい食べ物かどうか」を自分の心に聞いてみる。

 

④食べ物を口に入れたら目を閉じて『食感・舌ざわり・噛み心地・音』をしっかり聞き、かみしめながら五感を使って食べ物を感じる。

 

⑤半分ぐらいまで食べたら、お腹が満たされているかを感じます。満たされていたら、無理に食べないようにする。

 

 

うつ病の心理療法「レーズンエクササイズ」

 

マインドフルネスはなんと、うつ病の治療にも使われ注目を浴びているんだそうです。基本うつ病の治療は「環境調整」「薬物療法」「心理療法」の3つがありますが、うち心理療法にこのマインドフルネスが使われています。

 

その代表的なセッションが「レーズンエクササイズ」です。使うのはレーズン1粒のみ。代用品では梅干しや、粒チョコ等がOKで凸凹しているもの、小さくて香りや味があるものが良いそうです。

 

【レーズンエクササイズのやり方】

 

1:レーズン1粒(代用品でも可)を人差し指と親指で挟み、押したり角度を変えてみたり表面の形、弾力、色、光の反射など凸凹感をよく観察する。

 

2:次に手のひらにおいて転がしたりして動きや表面の様子を観察する。

 

3:親指、人差し指で挟んだら鼻に近づけ臭いの性質や強さを感じ、その後に鼻から離し再度観察する。

 

4:ゆっくり口に含み舌の上で転がし、舌で感じる表面の状態、風味を観察する。

 

5:ゆっくりを噛み味の広がりと変化を観察する。

 

6:ゆっくりと飲みこみ喉の奥から食道、胃へと流れていくのを感じる。

 

 

 


マインドフルネスという言葉をよく聞くようになりましたが、いろんなことに関連していてたくさんの良い効果があるようです。脳をクリアーにして力をフルに発揮させるようなイメージでしょうか。一つ一つの動作を丁寧にじっくり感じるだけで、こんなにも変わってくるなんて人間の力にはまだまだ使われていない未知なる力が備わっていそうですね。この情報に溢れた世の中、周りの雑踏や雑念から逃れて、自分と向き合う時間を取ってみるのも必要かもしれませんね。
(キュレーター:rikako)

 

 

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