なぜ「クォーターパウンダー」は撤退に?

 4月4日でマクドナルドの「クォーターパウンダー」が販売を終了するそうです。  食べごたえのあるパティで根強い人気を集めたメニューです。ファンはネットに「ショック」「一番好きだったのに…」と惜しむ声がネットで話題になっています。

 

 

2017年1月、「第1回マクドナルド総選挙」というキャンペーンが開かれました。た。マックのレギュラーハンバーガー12種類から人気投票してもらう企画で、「クォーターパウンダー・チーズ」、ビリから2番目が「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」、で不人気ワンツーフィニッシュとなってしまったことが、販売終了へ結びついたのではないかといわれています。

 

 

立ちはだかる「500円の壁」

 

 

2008年に「通常の2.5倍の肉」をうたった「クォーターパウンダー」は「マックらしさ」を訴求する目的で登場したのに、2013年6月になると「マクドナルド、初の500円台バーガー 史上最高値」(日本経済新聞 2013年6月17日)日本マクドナルドの歴史に名を残す、「チャレンジ」をして注目を集めました。

 

 

当時は「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」も480~490円(税込)の他、「クォーターパウンダー BLT」「クォーターパウンダー ハバネロトマト」という期間限定商品が520~570円という驚きの高価格帯で発売され、翌月には数量限定で1000円という「クォーターパウンダージュエリー」の「マックの高級バーガー」は大きな話題となりました。ついに「500円の壁」を超えたレジェンドともいうべきブランドなのだそうです。

 

 

「500円超えバーガー」によって2013年5月、6月は客単価と売上高がプラスになったものの、7月には再び売上高はマイナスに転じ、客数にいたっては9.5%減となってしまいました。これを境に「クォーターパウンダー」戦略は落ち着き、「高級路線」の勢いも収束して、2017年3月現在のマックのレギュラーメニューでも単価500円をかろうじて超えているのは、「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」(520円)しかないそうです。

 

 

 

販売終了は、マックにとって「決断」

 

 

2016年6月に発売されて大ヒットしたビッグマックの1.3倍サイズの「グランド ビッグマック」(520円)や2.8倍の「ギガ ビッグマック」(740円)は人気のある高級ハンバーガーがあるじゃないかという人もいますが、これら期間限定商品はメディアで取り上げられて話題になるのでドカンと売れたそうです。

 

 

マックの幹部の方も『日経MJ』の取材に対して、「飛び道具」への依存から脱却することの必要性を語っています。それは、マックの背中を追いかけるプレイヤーたちが、続々と「500円の壁」を軽々と超えるような高品質、高付加価値をうたったハンバーガーを投入しているからだそうです。

 

「高級バーガー」がマックを苦しめている

 

「フレッシュネスバーガー」

クラシックバーガーの500円(税別)

クラシックベーコンエッグチーズバーガーは720円(税別)

 

「シェイクシャック」

「ハンバーガー」単品で580円(税込)

シャックバーガーなどは680~980円(税込)

 

「ウマミバーガー」

ウマミバーガー 1380円(税別)

トリュフバーガー 1480円(税別)

 

普段は100円マックの若者でも、デートの時にはショッピングモールの「クア・アイナ」に行くこともあるかもしれません。そういう消費者の行動を考えると、ライバルたちの「高級バーガー」路線はじわじわとマックを苦しめるのは明らかのようです。

 

 

社会に「やっぱり素材にこだわったハンバーガーは高いけれどおいしいね」という認識が広まれば広まるほど、低価格ハンバーガーの「粗」が目立ってしまうからだそうです。事実、米国では「シェイクシャック」や「ウマミバーガー」という高級路線のハンバーガーチェーンが台頭していく動きと反比例するように、マックの評価が落ちているそうです。

 

 

マックは「高級バーガーを捨てた」

 

2014年には、全米3万2405人を対象とした調査で、マクドナルドは「最もおいしくないハンバーガー」に選ばれたそうです。「高級ハンバーガー」が世に溢れていることで消費者のハンバーガーに対する評価が厳しくなり、マックが置いてけぼりをくらってしまったとまでいわれています。

 

 

「同じ土俵」に乗らないことで、「クォーターパウンダー」などの酷評される恐れのある商品を捨てて、今回の販売終了は、本国から飛び火してきた「高級ハンバーガー競争」を踏まえ、日本のマックが本格的な迎撃体制を整え始めたようだと言われています。2017年のマクドナルドは面白いことになるかもしれない・・・

 

 

 

「クォーターパウンダー」は撤退のツイッター

 

 

一部紹介

●「マックで¥500超えの商品頼むなら他のお店に行く人が多いだけの話ですね」

 

●「最近、マックはセットも単品も高く感じる。バーガーだけならモスの方が良い」

 

●「安い?決してほかのバーガーも安くはないと思うけど。別のメーカーと一緒の値段だったら別のメーカーに食べに行ってしまう。マックは安いというイメージ。このイメージから脱しきれない」

 

●「マックは安いというより安っぽい」

 

●「写真と実物の差がありすぎ。写真の通りなら、値段にもある程度納得できるけど、出てきたものを見てがっかりした」

 

●「マックで500円出すなら他の店に行くな~」

引用元https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170328-00000022-zdn_mkt-bus_all

 

 

 


 

以前私は、マクドナルドの会員でした。よく利用したものです。エビヒィレオが大好きでかなりの数食べたと記憶しています。季節限定のみかづきバーガーなど多々ありますが、「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」は食べたことがありません。やはり、500円はマクドナルドにおいては高いイメージがあります。今のファーストフードは過当競争の様相を呈しています。「高級バーガー」の時代がやってくるという説もありますが、高級感がいつまで続くのかも疑問です・・・

(キュレーター:remon)

 

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