マネキン?

マネキン?

『ハウスマヌカン』って、聞いたことありますか?

 

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かつて1970年代、ファッションを中心とする若者文化は、従来の新宿より次第に原宿から渋谷方面へと移り、1970年(昭和45年)に創刊された女性向けファッション雑誌『an・an』と、翌年創刊の『non-no』は挙って(こぞって)原宿をお洒落な街として取り上げ、東京の原宿は若者ファッションの発信地となりました。やがてそれらの雑誌を片手に原宿を闊歩する若い女性達のことをアンノン族と呼ぶようになり、その後、ファッションビル、「ラフォーレ原宿」が開業し、表通りを離れた竹下通りまでをもファッションの波が押し寄せ始め、原宿はファッション・アパレルの中心として広く知られるようになっていきました。

 

 

マネキンとマヌカン

 

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「マネキン」は、フランス語で「モデル」を指すmannequin(マヌカン)の英語読みに由来した日本語の造語です。「ハウスマヌカン」はブティックの販売員のことで、今では死語となってしまいましたが、1983年前後は最先端の職業でした。男性の販売員はハウスマヌカン・オム。

服を売るだけでなく、実際に店で売っている服を着てお客様に “こんな服を私も着てみたい” という気にさせ、お客様の趣味、嗜好、体型などを考えて、その人に合った服をコーディネートして選ぶスタイリストとして、そして、店に集まる客層、お客様の好みや要望、さらにこれから何が流行するとか、先を読んで売れる服を仕入れるバイヤーとしての能力も必要とされていました。ファッション雑誌にも多く取り上げられていて、流行の最先端を行く花形の職業でした。

 

 

現代のハウスマヌカン=ショップの販売員

 

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ファッションの発信地、東京・渋谷。SHIBUYA109(渋谷)には、多くの有名ブランド店がひしめき、そこに販売員としてトップ級の売り上げを誇る女性がいます。「押し」の提案力とすぐに打ち解ける会話力を武器にリピーターを獲得。身近なファッションアドバイザーとしての魅力にも磨きがかかります。笑顔をたやさず、鏡の前でコーディネートを提案していた彼女は、ファッション誌から飛び出してきたような「ゆるかわ系」の装いで、親しみやすさがにじみ出ています。客のマニキュアを見て「かわいいね」と連呼するなど、対応は販売員というより友達に近い感じ。若い女性同士の話題で盛り上がります。会話のひき出しを増やそうと、通勤時にはスマホでニュースを見たり、雑誌を読んだりと、トレンドの把握に努める。休日には他社のアパレル店で接客を受けることで、巧みな言い回しを習得し、自身でもまねすることもあるそう。

 

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109にはかつて若いギャルに支持される「カリスマ店員」が多くいた。今はFacebook(フェイスブック)やInstagramインスタグラム)などの交流サイト(SNS)を駆使して集客する販売員は少なくない。「女性は常に可愛くありたい。それを応援できるのは幸せ」。はじける笑顔が一段と輝く女性でした。

引用元 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170128-00010004-nikkeisty-bus_all

 

 

 


ショップの販売員も、ハウスマヌカンも、常にファッションリーダーであり続け、いかにしてお客様に満足して頂ける洋服を提供できるか研究を欠かさず努力する姿は、いつの時代も変わりませんね。ところで、『ハウスマヌカン』には、どことなくファッションの国フランスの香りが漂ってませんか?密かにその呼び名の復活を願っているのは、私だけでしょうか?

(キュレーター:SILVIA)

 

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SILVIA

SILVIA

夫と2男子の4人家族。昼は会社でワーキングレディ、夜は学びを求めてネットの住人。好きな作家は池波正太郎。好きな作品は「鬼平犯科帳」。勧善懲悪で今日もスッキリ!

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