新「マジョリカ マジョルカ」
「マジョマジョ」は“終わって”しまったんですか?
いつもコマーシャルで話題になる資生堂のコスメブランド「マジョリカ マジョルカ」の新ビジュアルとキャッチコピー「私にもかかる魔法」に、「こんなのマジョマジョじゃない!」の失望の声が寄せられているそうです。資生堂では「ブランドのコアにある『まるで魔法がかかったように』のコンセプトは立ち上げ当初から変わっていません」とのこと。
これまでの魔法やおとぎ話のような世界観とは、少し印象が異なるような・・・今シーズンの公式サイトで公開している「魔法のピタゴラメーク」は、ひとりの少女が魔法の本と出会うところから始まるファンタジックなムービーだそうです。変わったのは、SNSをはじめとするツールの使い方で、お客様とのコミュニケーション・メッセージは時代に応じて変化しているそうです。
今回時代の背景から「私にもかかる魔法」のコピーとInstagramに掲載した写真は、Instagramを使用しているユーザーに共感してもらい、雰囲気にあったビジュアルとして展開したものだそうです。「ブランド自体の公式キービジュアル、コアのコンセプトイメージという意味ではない」と話しています。
「春は新たに手にとってくれるお客様も多く、Instagramを通したメッセージも新たな届け方へのチャレンジで、これまでご愛願いただいた方も含め、さまざまなご意見をいただいていることは認識しており、これからも試行錯誤していきたいと思います」とのコメントが公開されています。
Twitterでは多くの嘆きの声が話題に
一部紹介
●「マジョリカマジョルカ愛用層が求めてるのは、人間離れしたお人形さんめいた女の子がおとぎ話の世界に迷い込んだような世界観なのであって、いつかの冬季限定品の「凍らせてあげる、美しいままで」のようなコピーであって「私にもかかる魔法」なんてキャッチーで親近感あふれるキャッチコピーではない」
●「マジョマジョって値段はメイクビギナー向けで、でもビギナーには難しいような尖ったカラーや質感のアイテムもあって、それでもドキドキして買っちゃうような、気恥ずかしいほど煌めく詩的な色名やキャッチコピーがブランドカラーだったでしょ。等身大になんてしないで。嘘みたいなドキドキを返して」
●「マジョマジョ」が誕生したのは2003年。くすんだゴールドを基調にしたアンティーク風のパッケージや色鮮やかなシャドーやネイルに、当時中学生だった記者も「全部かわいい!」と大興奮したのを覚えています」
●「なんだこれは。安っぽいにも程がある。ゴシック風が売りだったのに」
●「おばちゃんだけど、若い頃から使いやすかったから使ってる。マスカラとか。あの不思議なかわいい雰囲気がよいのよね。変わらないでほしいわ」
●「親しみやすさを狙ってるつもりだろうけど、何か安っぽく感じるなぁ…。化粧品なんて山のようにある時代だから、あえてあのファンタジーな世界観で売ってく方が他との差別化ができて良かったのでは?」
●「最初はインテグレートもマジョマジョもすみわけで来ていたのに、今じゃおんなじ感じのブランドになっちゃったね。
ウキウキして資生堂の化粧品を選んでいた時代は終わった」
共に歩んだ女性の愛用した世代は今や20~30代です。時代の変化、ターゲット層のニーズの変化に合わせ、ブランドのコンセプトやイメージは変わっているのかも知れませんが、ちょっとさみしい感じもします。
引用元http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170221-00010001-bfj-life&p=1
「マジョリカ マジョルカ」のブランド コンセプト