撤去されるの?「新宿の目」

撤去されるの?「新宿の目」

新宿駅西口地下広場にある、新宿スバルビルの『新宿の目』が、“再開発に伴って撤去される” というウワサがTwitterで囁かれていました。え?副都心のビル群へと通じる場所にあって、見られてる感満載のちょっとコワイ感じもする、あのオブジェが・・・?

 

 

『新宿の目』 撤去のウワサ 真偽のほどは?

 

 

このことについて、「新宿の目」のあるスバルビルの、現在の所有者である小田急電鉄に確認したところ、「社内で確認したが、そういった話は出ていない」と否定しました。

瞳をイメージしたガラスのモニュメント「新宿の目」は芸術家・宮下芳子さんによって製作されたもの。長い歴史を持っていることもあり、撤去を伝えるツイートは広く拡散されました。Twitterでは「無くなる前に行こう」「新宿駅の目印になるものがなくなる」「残して欲しい」などの声があがっています。

引用元 Yahoo!ニュース

 

 

『新宿の目』 についてネットの声は

 

“ 「新宿の目」って新宿駅西口にあるあれですよね。印象的な目です。

“ 新宿の目は、バスタできる前に、高速バスのるときよく見たな

“ マジすか。新宿の目、あのブキミなオブジェは残すべきw

“ 老朽化したら撤去なんだろうけどともかくどうして撤去な話がでたのか興味あるね。

“ 新宿の目のラスボス感 ハンパないなwww

“ 新宿の目、忘れていた。フォーク集会のニュース映像では象徴的に映っていたイメージ。

 

「新宿の目」に寄せられた声はさまざまです。作者はどのような思いでこの作品を作ったのか、そこを通り、広場に集まった人々は何を思い、感じたのでしょう。そして、「新宿の目」は何を見つめてきたのでしょうか。

 

 

新宿スバルビルの 『新宿の目』 とは

 

 

新宿スバルビルは1966年1月に完成。ビル地下の、新宿駅西口地下広場に面した壁面には1969年に、彫刻家の宮下芳子氏の制作による「新宿の目」(L’OEIL DE SHINJUKU)が設けられました。“目” を模した高さ3m、幅10mのアクリル製オブジェで、内部に照明が組み込まれています。2011年3月の東日本大震災・福島第一原子力発電所事故以降は節電のため消灯していましたが、2015年には内蔵ライトを蛍光灯からLEDに変更。省エネを意識する形で再度点灯したことで、話題となっていました。
富士重工業が本社を渋谷区恵比寿の新社屋に移転するにあたり、2014年8月7日、ショールームも営業を終了しました。現在、再開発の計画はまだ検討段階のようです。

 

作品につけられた作者・宮下芳子さんの言葉

 

 

『 時の流れ、思想の動き、現代のあらゆるものを見つめる“目”二十一世紀に伝える歴史の“目”…もしかすると 遠く宇宙を見つめる“目”かも知れない。このような多次元の“目”こそ新都心のかなめ「スバルビル」には最 適、と思った。』

 

 新宿駅西口地下広場の象徴的存在

 

新宿駅西口地下広場は新宿の戦災復興計画の一環として建造されました。1966年から存在する公共施設で、1960年代においては反戦フォークゲリラ活動の中心地であったり、1998年までは多数の路上生活者が段ボールハウスを作って暮らしていたなど、アンダーグラウンドな歴史を持つ公共施設です。そんな過去も見つめてきた「新宿の目」は、新宿駅西口地下広場の象徴的な存在です。

 

 

 


独特な雰囲気で印象的なこのオブジェ。秘密結社 『フリーメイソン』と関係してるとか、このオブジェの近くに謎のドアがあって、そこに入ると秘密の部屋に通じているなどという都市伝説もあるようですが、詳細は不明です。「新宿の目」が見つめてきたものは時代とともに変わりゆく新都心・新宿の文字通りアンダーグラウンドの風景。もしかすると制作者の宮下良子さんの予言(?)したとおり、 遠く宇宙を見つめる“目” なのかもしれませんね。

 (キュレーター:SILVIA)

 

よかったらこのチャンネルに
いいね!お願いします!


The following two tabs change content below.
SILVIA

SILVIA

夫と2男子の4人家族。昼は会社でワーキングレディ、夜は学びを求めてネットの住人。好きな作家は池波正太郎。好きな作品は「鬼平犯科帳」。勧善懲悪で今日もスッキリ!

アートカテゴリの最新記事