「濠を浚渫しています」って読める?

「濠を浚渫しています」って読める?

ひらがなで表現されている言葉の中にも、本来漢字表現がある言葉って意外と多いんですよね。近年では漢字検定を重要視している企業もある程、一大ブームとなっています。受検者数において実用英語技能検定をしのぐまでになっているそうです。また、古い純文学を読む人にとっては読めて当たり前かも知れませんが、読まない人や漢字検定に興味が無い人は「コレなんて読むの?」なんて表現もしばしば。

 

 

漢字が難しすぎる工事看板

 

 

 

これってなんて読むの?「濠を浚渫しています」と難しい漢字で書かれた工事看板が「くっ、読めねえ」「漢検何級レベルだこれ」と話題になっています。一般的にはどうなのかしら?釣り好き、土木関係者あたりは読める可能性があるとかないとか。

 

「濠を浚渫」は「“ほり”を“しゅんせつ”」

「“ほり”を“しゅんせつ”」と読みますが、「濠」は、「堀」という字に代えるとピンと来る方が多いのでは? 看板下部には弘前城跡に関連した工事である内容が書かれていて、城のお堀に対して浚渫という作業を行っているようです。みなさんは、いったいそれって何をすることなんです?と話題になっています。

 

 

浚渫とは

 

 

一般的には河川、湖沼、海域などで、広い面積にわたって水底を掘ることをいいますが、局所的な工事のために水底を掘る水中掘削(くっさく)とは区別されています。

 

 

浚渫によって水底を掘った結果

 

●河川では通水断面積が増加して氾濫を防ぐ。

●湖沼では貯留水量が増える。

●海域では船舶の航路が確保されるようになる。

 

浚渫された土砂は一般には埋立てに利用されています。

話題の工事看板を分かりやすく言うと、「水の底にたまった土砂を取り去ること」「弘前城跡にある水を張ったお堀に土砂がたまっており、それを除去します」といった感じになるそうです。

 

 

Twitter上の声から

 

 

●「確かに人が分かりやすいのは大事だ。でも、分かりやすさばかりで、こういう日本語が姿を消していくのは寂しくないかい?」

●「年配者は、概ね普通に読めると思うが、最近の若者は、読めない者が大半かも」

●「ダム湖の浚渫とか、年に何度かニュースや新聞で見聞きするけど…」

●「読めないのであれば、大好きなスマホを使って調べれば直ぐに分かるよ。スマホを使わない老人は普通に読めるし」

●「習っていないのに、読める人はどこでどこで覚えた?人は興味があれば独自に調べるし、そうやって覚えたものは決して忘れないのだよ」

●「分からないから使わない。そして、使わないから分からない。の悪循環」

●「四字熟語なんかも、『順風満帆な人生とか、使うでしょ?』とかいっても、ぽかーん。そしてテストでは『じゅんぷうまんぽ』とか書いて帰ってくる。看板も難しいし意味分からないかもしれないけど、フリガナ打つとか、その言葉の下にカッコ書きで意味をつけるとか、とりあえずその言葉自体は残そう」

 

Twitter上では「濠を浚渫」というフレーズに対し「読めない」という声がある一方で、「湾岸関係の土木工事で聞く」「釣り人はわりと読めそう」「ダム関係の話で出てくる」という人も声も聞こえてきます。日常的に使われるわけではないものの、水に関係した仕事や趣味を持っていたり、ダムや城、海のある場所に住んでいたりすると、自然と耳や目にする言葉だそうです。

 

弘前城跡以外のお堀でも浚渫工事は行なわれていますが、「環境整備工事」と分かりやすい表現に置き換えられているケースも見られるそうです。工事内容を理解してもらうという看板設置の目的を考えると、一般的な誰にでも分かりやすい表現のほうが良かったのかも知れませんね?

引用元http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00000105-it_nlab-life

 

 

 


 

 

今回のTwitterのコメントの中にもあったように新聞で活字を追っている人は意外と読めるのかと思います。でも普段目にしない言葉はたとえ読めたとしても、意味はなに?と問うと意外なほど答えられない人が多いように感じます。そんな私も読めない典型的タイプ!漢字検定が大切だと言われている事にも頷くことができます。ネット時代だからこそ、古典文学に耳傾けることもありなのかしら・・・と思ってみたり。

(キュレーター:remon)

 

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remon

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長女として育ったけれど我儘な部分が多い。 宇宙人的な性格と言われるが本人は、 いつも全力投球で生きてきた。 長く医療の場に身を置いてきたことで 人との心の触れ合いをモットーに 相手の心に寄り添いうということを学ぶ ことができた。 日常の暮らしの中から沢山の 学びがあるよに・・・ 面白いことを求めて走る超わがままな自由人 として、ホットな情報をお届けします。

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