ペットやおサルにも花粉症?

ただ今、花粉症の季節のど真ん中。アチコチからくしゃみや鼻をかむ音が聞こえない日はありませんね。辛い花粉症は人間ばかりではなく動物にもあるそうで、ペットを飼っている皆さんも、「あれ?もしかしたらウチの子たちもそうかも?」という症状を見かけたら疑ってみてください。今日は家庭で出来るペットの花粉症ケアについてお話します。

 

香川・小豆島のボス猿も涙目

 

香川県の小豆島にある銚子渓自然動物園「お猿の国」(土庄町)に集まる野生のニホンザルが、花粉症らしき症状に苦しんでいます。群れのひとつのボス「トラ」は、群から離れた立ち木の下で腫れた目をこすっている。同園に餌を求めて集まるニホンザルは合わせて500匹ほど。飼育係の西尾昭弘さん(61)によると、毎年花粉が飛ぶ季節になると、サルの一部に花粉症のような症状が現れ、涙目になったり鼻水を流したりしているそうです。なんとかつらい季節を乗り切って、群れを率いてほしいですね。

引用元 yahoo!ニュース

 

 

ペットも花粉症になるって本当?

 

人の花粉症の症状はくしゃみや鼻水など、主に鼻炎症状ですが、犬や猫では皮膚のかゆみや発疹、外耳炎などの皮膚症状なども現れることが多いそうです。アトピー性皮膚炎の症状があるイヌの血液を調べたら、2割がスギ花粉を捕まえる抗体を持っていたそうです。

犬や猫の花粉症状

1.くしゃみ、鼻水(人と似た症状)
2.アトピー性皮膚炎(掻く、脱毛、皮膚炎など)

ペットの花粉症対策

とにかく、花粉に触れさせないことが大事です。花粉飛散の多い日には、なるべく窓を閉めて花粉の侵入を防ぎましょう。外に干した洗濯物や布団は、花粉を払い落としてから室内に入れる。ペットは人間より床に近い所に鼻があり、床に落ちた花粉を吸い込みやすいので、より頻繁な掃除や空気清浄機を用意するなどしてあげます。対策をしても良くならない場合は動物病院で薬を処方してもらいましょう。

 

 

ヒトもできる対策は同じ

 

人間も、普段の生活の中で心がけること同じです。アレルギーの原因となっている物質(花粉やダニ、ほこり)を除去することが第一の対策になります。花粉症では、マスクやゴーグル型のメガネをつけることが有効です。症状が出る鼻や目に花粉が入らないように、マスクやメガネとの間にすき間ができないようにすることが大事です。

マスクは、市販されている不織布のマスクであれば、花粉を通すことはないそうです。鼻の部分にワイヤーが来るように装着して、鼻の形にフィットするように顔に密着させます。

メガネは、目の周りや鼻の付け根をがっちりガードするゴーグル型がおすすめです。ゴーグル型ではないメガネでも、ある程度、花粉の侵入を防ぐ効果があるとの報告もあります。

仕事などの理由からマスクやゴーグル型のメガネをつけにくいという方には、保湿剤で使われる「ワセリン」を使うことも一つの手となります。ワセリンを目のまわりや鼻の入り口に塗ると、花粉がそこにくっつき、中の粘膜までいきにくくなるそうです。そして、家に戻ったら、ワセリンを洗い流しましょう。ワセリンは、軟膏の基になる材料で保湿剤としても使われていますので、多少目や口の中に入っても安全性は高いです。ただ、かゆみや湿疹などを起こすことがまれにあるかもしれないので、異常があったらすぐに医療機関を受診してください。

 

 

 


余談ですが、獣医さんの書かれた本に、こんな説が載っていました。寄生虫がいる動物ではアレルギーは起こりにくいというものです。これは、寄生虫に対する体の反応の仕組みが結果的に花粉に限らずアレルギーを起こしにくくすると考えられ、野性の猿には花粉症は見られないが、寄生虫を駆除した猿にはこれが起りやすくなっているということでした。家庭のペットたちは自分で花粉症を防ぐことはできません。飼い主が責任を持って気をつけてあげることが大切ですね。

(キュレーター:SILVIA)

 

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