運転の87歳、車で徘徊か 自宅も素通り 横浜小1死亡
横浜市港南区の市道で集団登校中の小学生の列に軽トラックが突っ込み、1年生の男児が死亡した事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕された合田政市(ごうだまさいち)容疑者(87)は、事故前日の朝に車で自宅を出てから帰宅せず、自宅前も素通りしていたことが捜査関係者への取材でわかった。車に乗って徘徊(はいかい)していた疑いがあり、神奈川県警は判断能力を見極めるため、精神鑑定のための留置が必要との見方を強めている。
合田容疑者は「ごみを捨てに出た」と話しているという。一方で、「どこを走ったか覚えていない」「道に迷った」などと説明があいまいで、供述調書がまとめられない状態という。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161104-00000043-asahi-soci
高齢者の運転免許返納 帝国ホテルや明治座割引のメリット
「高齢者の交通事故は、加齢による判断能力や運動能力の低下が大きな原因。事故を未然に防ぐ対策の1つが、運転免許証の自主返納です。各地の警察では、運転に不安を感じる高齢者らに返納を促しています。
免許証を返納すると受け取れる『運転経歴証明書』は本人確認書類として使えるものの、以前は有効期限がたったの「6か月」だった。ところが、2012年4月の法改正で「無期限」に拡大され、使い勝手は格段によくなった。さらに最近では免許証の返納にはより大きなメリットがある。
「自治体にもよりますが、運転経歴証明書の保有者には商店街のポイントカードや割引券が発行されたり、タクシーやバス利用時の乗車料金の割引などが受けられます」
・『帝国ホテル東京』直営のレストランやバー、ラウンジ料金が10%割引
・『イオン』の電子マネー『WAON』カードを無料進呈
・『はとバス』の定期観光コース料金が5%割引
・『明治座』公演入場券代が10%割引
など、数多くの特典がある。
日本全体の高齢化が進む中、悲劇を繰り返さないためにも、自主返納の制度の正しい理解が求められている。
引用元 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161104-00000005-pseven-soci
事故を懸念した認知症高齢者の運転免許返納 裏目にでることも
相次いだ事故を受けて、国が高齢者に勧めるのは、運転免許証の自主返納だ。1998年に始まったこの制度では、地域の警察署や運転免許センターに免許を返納後、申請すれば、免許サイズの「運転経歴証明書」が交付される。
現在の高齢者はモータリゼーションの真っ只中を生きてきた世代で車の運転が大好きという人が多い。こうした人から免許を取り上げることは思わぬ悪影響を及ぼす。
「車を運転できなくなると同時に“自分は一人前の人間ではない”と落ち込むかたもいます。ひどい場合はうつ状態になることもある。高齢で仕事をリタイアして社会における役割が減るなか、車の運転は自分が社会人として世間から認められる数少ない証です。ゆえに免許を返納すると、“自分は誰かに頼らないと何もできない人間だ”と自信を喪失してしまうんです」
認知症を患っている場合、免許返納が完全に裏目に出ることもある。
「軽度認知障害(MCI:認知症の前段階)の段階で免許を取り上げると、認知機能が急速に低下し、重篤な認知症になるリスクが高い。運転しなくなると活動が低下し、脳も使わなくなるので、症状が悪化すると考えられます。早めの免許返納にはそうしたリスクもあります」
引用元 http://www.news-postseven.com/archives/20151128_366819.html
高齢化社会の日本。これからますますこういった事故や事件が増えてくることは必至だ。免許証の返納は果たして根本的な解決になるのだろうか。家族が車を所有している場合は車はなくなるわけではないから、フラッと乗って出て行ってしまうことも考えられる。また、免許を返納することで買い物弱者になってしまう場合は返納そのものがライフラインを止めてしまいかねない。問題は山積だがまずは家族、地域ぐるみでお年寄りを孤立させないよう見守ることから始めよう。
≪キュレーター:SILVIA≫

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