皆さんは色んなマナーをご存知だと思います。 言葉づかいのマナー・食事のマナー・結婚式・葬儀のマナーなど 本当に沢山のマナーがありますね。でも そのマナーは本当にあっていますか?沢山のマナーがあるので使い分けていない事もあるかもしれませんね。今回はマナーについて少し触れてみたいと思います。
間違えがちなマナー
ドアをノックする回数は3回
室内に入る時はドアをノックするのが常識ですが、何も考えず「コンコン」と2回ノックをしていませんか?実はノック数は国際標準マナーで定められており「2回はトイレ使用」なのです。正式の場でのノック回数は「4回」が正解です。ただ ビジネスの場では「3回に省略することがOK」とされおりますね。
とんでもございませんはNG
目上の人や社会の中で使う言葉は変わってきます。例えば「とんでもございません」はとても美しい言い方の様に聞こえますが この言葉は正しい言葉づかいでは無いのです。この場合はきちんと「とんでもないことでございます」と正しく使いこなせる様にしましょう。
ティーカップの持ち方
日本茶や湯呑などを飲む時は器を片手で持ち上げてもう片方の手を下から添えるような飲み方とコーヒーや紅茶を出された時のマナーは違う事はご存知でしたか?カップを両手で持つと女性らしく上品に見えると思いますが それは「NG」なんです。その理由は 「カップを手で持てるほど ぬるい温度」と言う意味になってしまうからだそうです。なので紅茶やコーヒーなどを頂く時はきちんとカップの取っ手を持って頂く様にしてくださいね。
参考 https://goo.gl/9FHAci
話し方のマナー
目線はどの様に?
基本的に相手と話をする時は相手の目を見て話す!と言われていますね。ですが相手の目をじっと見続けるのも恥ずかしいですし 疲れてきてしまいます。そんな時 目線をどうすればいいのか分かりませんよね。そんな時は相手のお顔を中心に50㎝くらいの範囲でたまに目をずらすと良いと言われていますので参考にしてみて下さい。
話し方
話し方はゆっくり話すととても美しく丁寧に聞こえます。ただ ダラダラと話さず相手が言葉をかけられる位の速さで話しましょう。また 話したいことが沢山あったとしても少し間をおく事も大切なマナーですね。「少しの間とは約2秒」と言われています。覚えておかれるといいかもしれませんね。
声のトーンですが その場によって違ってきますが 相手と直接話すトーンはやや低めで話してみましょう。電話などお顔が見えない場合での声はやや高めの声で話されると良いそうです。
聞き方のマナー
相手に対して真正面に
相手に対して顔だけでなくきちんとした姿勢で話をしましょう。そして話す時の位置もポイントですね。仕事の話は真正面を向き 少し気楽な場合では対角線上に向き合うと良いと思います。その時々に合わせて立ち位置などを使い分けてみて下さいね。
また 相手と話す時は「あいずち」など 相手の話に対して気持ちを受け入れるの仕草などもしましょう。そうすることで相手の気持ちも穏やかに安心していただけると思いますね。
クッション語を使う
クッション語って言う言葉をご存知ですか?クッション語を取り入れることで会話などが分かりやすく また 気持ちが伝わりやすくなる言葉ですね。
お願いするとき
「お手数ではございますが」・「恐れ入りますが」・「ご迷惑でなければ」など
断るとき
「あいにく」・「お役に立ちたいのはやまやまですが」・「申しあげにくいのですが」などですね。
いかがでしたか?ちょっとしたマナーって勘違いしてしまいがちですが きちんと使い分けをする事で貴女はとても素敵な所作のある女性だと感じられると思います。時におトイレのノックと入室時のノックの回数を知っているだけで違うと思います。私も色んなところでお人の教養や所作など目にしますが やはりスマートに自然にマナーのできる人をみると気持ちもよくなりますね。だからこそ私自身もマナーを身につけたいと思っています。ご紹介させて頂いたマナーが皆さんの参考になれたら嬉しいです。
( キュレーター : Rose )