京女の「かんにん」京男の「好きや」どんな印象?

最近、面白い記事が目に留まってしまいました。京都の女性のおっとりとしたものの言い方と、京都の男性やんわりとした京都弁から受ける印象が、関東ではどのよに聞こえるのでしょう・・・井上章一著『京女の嘘』の一説から紹介します。

 

 

京女の「かんにん」

 

 

事務補助の若い女性が「センセ、今回のことは、かんにんね」「かんにん」は、なれなれしすぎるんじゃあないか。横で聞きながら、聞き耳をたてていたわけでもないが、私はそう思った。また、「かんにん」と言われた先生のほうにも、怒っている気配はうかがえなかった。見れば、笑みすらうかべている。私がとやかく言うようなことでは、まったくなかったのである。先生が主宰をする研究会の場で、ふたたび「かんにん」を脳裏へよぎらせた。

 

先生はうれしそうにこう言っていた。「このあいださ、京都の娘さんから『かんにん』って言われちゃったんだよ。ほんと、こまっちゃうよね。もう、かえす言葉がなくなったよ。なんてったって、『かんにん』だからね……」自分は、京都の女性に、「かんにん」とあやまられた。京女に、「かんにん」と言わせた。先生はそれを、東京の友人たちに、自慢していたのである。どこかセクシュアルな含みとともに、うけとってしまったのではないか・・・

 

東京出身の先生をながめ、私はあわれに思ったものである。あほなおっさんやなあ、と。研究者としては、うやまってもいた。そこを見くびるつもりは、さらさらない。しかし、大人の男としては、どうしてもあなどる気分がわいてくる。そのいっぽうで、女の語る京都弁を、あらためて見なおした。なるほど、これには力がある。何だか京都の女性の「かんにん」は、東京の男性をよろこば効果があるように思います。

 

京都弁「かんにん」の意味と使い方を説明しますね。

「かんにん」の意味:「ごめん」、「許して」という意味の方言です。使用される地域は京都や大阪などで使われているそうです。使い方はほんまかんにんな。「本当にごめんね」という意味です。

引用元http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170209-00010000-php_s-bus_all&p=1

 

 

京男の「好きや」

 

 

友人のひとりが、東京の会社へ就職することになった。俺おれは東京弁になんか、そまらへん。むこうへいっても関西弁でおしとおす。関西人の魂は、なくさへん……。だが、数年後に首都で見かけた彼は、かろやかに東京弁をあやつっていた。東京ぐらしも関西弁でのりきるて、言うてたやないか。あれは、嘘やったんやな。そうなじる私に、彼はこうこたえたのである。

 

東京である女を好きになった。夜のデートにさそいだした。彼女の耳元に自分はささやきかけた。「好きや」、と。思いきり感情をこめて。甘く、せつなく、そしてすこし声をかすれさせながら。だが、彼女はこれをうけいれてくれなかった。「その言い方は、かんべんしてほしい」と、そうかえされたのである。ふだんは、自分の関西訛をうけいれてもいた。告白のクライマックスに、関西弁は聞きたくないという。

 

お笑いの芸人から、冗談半分でくどかれているような気がすると、彼女は言っていた。関西弁は、座持ちがいい。社交の潤滑油になることもある。だけど、本気の恋愛ではつかえない。そのことを思い知ってから、俺は関西弁をすてる気になったんだ。私は彼をなじれなくなった。やむをえないな。私だって、似たような判断を下しただろう。男の口にする「好きや」は、東京の女からはねつけられる。

 

京都の女性が、東京で、「うち、あんたのこと好きえ」とささやけば、おそらく、男性は舞い上がってしまうのではないでしょうか・・・たとえ、彼女をそれほど気に入っていなくても、心はくすぐられるに違いないように思われます。

引用元http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170209-00010000-php_s-bus_all&p=2

 

 

京女と京男のイメージ

 

京都生まれの京都育ちというと、表側の当たりのやわらかさやおっとりした言葉使いでいかにも品が良さそうに見えるものらしいですけど・・・古いものを愛する京都人ですが、奈良や神戸や大阪よりも誇り高きプライドを持っているようです。そして、ホンネと建前を使い分けることができる人です。付き合い上の理由で、あわせているだけということは多々あります。

 

京都には京都大学があり、大学進学率もトップクラスで、さらに難問大学への進学率も常にトップレベルです。それは、向上心の強さにあります。やりたいことに対してはやりつくすまで頑張り、途中で妥協することが少ない京都人です。

 

何故か京都人は性格が悪いと思われがちです。なぜならば、帰ったら悪口を言い出したりするからです。ここが大阪人には大変嫌われます、何故なら大阪人は悪口を本人に真正面から言うからです。

 

 

 


 

 

京都弁は何時聞いても、心が妙に落ち着く感じがします。あじない・・・おいしくない「この料理あじないな~」いぬ・・・帰る「そろそろいぬわ」などあげたら限がないのですが、ゆっくりとした口調だから尚のこと、東京の標準語にはない人の温もりを感じます。私の知り合いは京都の文化は勿論のこと、言葉に惹かれて移り棲んだ方がいます。彼女は着付けを教えていますが、ご近所さんがいつでも気楽に遊びに来れる空間と生きています。とても素敵です。

(キュレーター:remon)

 

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