ビジネスホテルを「ラブホ」代わりにって違法?

「シングル」の部屋を予約してチェックインして、彼女が後からやってきます。平均して3時間から長いときだと5時間以上、2人の時間を満喫。ビジネスホテルを、いわばラブホテル代わりにしているのですが違法でしょうか・・・

 

 

詐欺や建造物侵入罪の可能性もあり

 

今回のケースのように、こっそり彼女という外来客を招き入れるのは、ホテルの宿泊約款や利用規則に違反します。ホテルから契約を解除され、宿泊できなくなる可能性があります。ほとんどのビジネスホテルは、宿泊約款や利用規則で、外来客を客室内に招き入れることや外来客に客室内の備品・設備を使用させることを禁止しています。もし見つかったら、追い出されても文句は言えません。警察に通報される可能性もあります。

 

 

常識的には、客室を2人で使用した場合、本来なら2人分の宿泊料を支払わないといけませんが、今回のケースのようにホテルをだまして、1人分しか支払わなかったということになります。これは詐欺罪(刑法246条2項)に問われます。また、ホテルをだます目的でホテル内に立ち入ったということで、建造物侵入罪(刑法130条)にあたる可能性もあります。

 

 

本人たちに悪気はなさそうですが、従業員に見つからなかったと言っても、許されている行為ではありません。1人分しか予約していない部屋をこっそり2人で使うことはやめましょう。楽しい時間を過ごすは自由ですが、非常識なふるまいからは止めて置くことが大人のマナーだと思います。

引用元https://www.bengo4.com/saiban/1139/n_2659/

 

 

詐欺罪・建造物侵入罪

 

詐欺罪(刑法246条2項)について

刑法246条2項(詐欺利得罪)は、【①詐欺行為、②相手方の錯誤、③詐欺に基づく処分行為、④財産上不法な利益の移転という一連の要素から構成され、これらの間に相当な因果的関連性があることを要する】。そして、財産上の利益には【債務の弁済の一時猶予】や【債務の免除】も含まれる。と、理解しています。人を欺いて財物を交付させたり、財産上不法の利益を得たりする(例えば無銭飲食や無銭宿泊を行う、無賃乗車するなど、本来有償で受ける待遇やサービスを不法に受けること)行為、または他人にこれを得させる行為を内容とする犯罪のことだそうです。

 

 

建造物侵入罪(刑法130条)について

正当な理由がないのに,人の住居若しくは人の看守する邸宅,建造物若しくは艦船に侵入し, 又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者。一時的な滞在の場所であるホテルの一室も「住居」にあたります。テント舎・キャンピングカーなども「住居」になりえます。

 

 

備品を持ち帰ると窃盗罪になる

 

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アメニティを持ち帰っても犯罪になりませんが、備品を持ち帰ることは犯罪になります。ホテルの備品にも,アメニティのように顧客が使い捨てたり持ち帰ったりすることを想定しているものと、コップやポット、タオルのように客が持ち帰ることを想定していない備品があります。ホテルの備品を持ち帰ることは、窃盗罪になると考えられます。過去には、宿泊費を支払うことができなかったため、浴衣を着たまま旅館から逃げたという件で、浴衣に関する窃盗を認めた判例があります。

 

 

備品を持ち帰ることを阻止しなかった同室の人も。同罪なのでしょうか・・・備品を持ち帰ることを共謀しているわけではなく、また、備品を持ち帰ることを手助けしているわけでもありません。そのため、自分で犯罪を行ったとも、他人の犯罪に協力したとも言えませんので、同室の人については犯罪が成立しません。

引用元https://www.bengo4.com/c_1009/c_1203/n_3244/

 

 


 

シングルの部屋を予約して二人で使うことは、以前から話題になっていた問題だと思います。これって明らかに違法だそうで、この罪が詐欺罪・建造物侵入罪にあたるそうです。たとえば、建造物侵入罪の場合は10万円以下の罰金が科せられるそうです。二人で大切な時間をすごしたいならばスマートな大人の行動が楽しい大きな喜びに繋がって行くものだと信じたいです。

(キュレーター:remon )

 

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