冷水機で「ボトルを満タン」・・・ いけないの?

冷水機で「ボトルを満タン」・・・ いけないの?

 

私たち主婦でもやってたりしますよね~(笑) 大学生のKさん(20)は、いつも水筒を持ち歩いています。大学や商業施設などで冷水機を見つけると、水筒やペットボトルを満タンにするのがいつもの習慣。でも、そんな自分の行動に問題はないのか、最近ふと心配になってきたみたいです。

Kさん : これまでとくに買い物や食事などで利用していなくても、冷水機を見つけると水筒に補充してきました。冷水機の水は誰が飲んでもいいはずだと思って、ボトルに入れて持ち帰っても問題ないだろうと考えてて。でも、最近不安な気持ちがだんだん強くなってきたんです。

誰でも出入りが可能なフードコートなどの施設に置かれた冷水機から水を持ち帰る行為は、法的に問題ないのでしょうか。法律家に聞いてみました。

 

 

利用客に対するサービスです

 

 

まず、これらの設備は原則として食堂やフードコートを利用するお客さんに対するサービスであることですね。もっとも、施設の特性上、食事をしないお客さんも休憩場所として利用することは一定程度予想されています。これらのお客さんも店舗にとっては潜在的な顧客である以上、食事をしないお客さんの冷水機等の使用を全面的に禁止する、という施設はほとんどないでしょう。

 

 

持参した容器で水やお茶を持ち帰るのは?

 

 

では、持参した容器に入れて水やお茶を持ち帰ることはどう考えればいいでしょうか?

冷水機はあくまで施設を利用するお客さんへのサービスですので、問題の行為は無許可で水を持ち帰る行為であり、厳密に言えば窃盗罪になる可能性があります。わかりやすく言えば、『他人の家の水道から水をくむ』ことと同じですね。また、頻繁・大量の持ち帰りなど、本来のお客さんの利用の妨げになるような場合には、業務妨害行為として民事上の賠償責任が生じる可能性もあります。

とはいえ、多くの施設であれば、学生が小さめの水筒やペットボトルに水を汲む程度は大目に見てるだろうと思われます。法律上も、汲んだ水が少量であれば『可罰的違法性がない』として、あえて罪に問うたり賠償の問題を生じさせることまではないと思われます。

 

 

窃盗罪になる可能性も

 

 

『持ち帰り禁止』という張り紙をしてあったり、店員から注意を受けたりした場合は、結論は変わってきます。そのような場合には、違法性も認められやすくなると思われますので、禁止されていることをわかっていたり、注意を受けたにもかかわらず何度も繰り返していたりする場合には、より悪質性が高いとして違法とされやすくなるでしょう。実際に、店員から注意されたにもかかわらず、スーパーの氷を大量に持ち帰ろうとして窃盗罪に問われた事例もあるようです。

Kさん : 買い物や飲食をすれば、自由に使っていいということになるのでしょうか?

いいえ。たとえ店舗を利用していたとしても、持ち帰りの分まで水を汲むことは店舗の承諾範囲を超えると考えられますので、同様の問題は生じます。被害が小さいので店側も目くじらを立てていないだけです。でも、同じようなことをする人が何十人、何百人と出てきた場合、店側の迷惑は計り知れません。『自分だけは大丈夫』ではなく、店側に迷惑をかけているということは自覚したほうがいいでしょう。トラブルを避けるためには節約するにしてもお茶くらいは家で沸かして持って行く方がいいですね。

引用元 Yahoo!ニュース

 

 

 


私たち日本人は、「お水ぐらい…」 と考えますが、外国ではお酒より水の方が高かったりする国もあるようです。水はタダ、という感覚は世界的には通用しません。飲食店で席に着くと当たり前のように出てくる 「水」 にも、水道料金と下水処理料がかかっていることを忘れてはいないでしょうか?「無料で提供」 されているものにも原価があり、サービスしてくださっている側の迷惑にならないよう常識を持ちたいですね。

(キュレーター:SILVIA)

 

よかったらこのチャンネルに
いいね!お願いします!


The following two tabs change content below.
SILVIA

SILVIA

夫と2男子の4人家族。昼は会社でワーキングレディ、夜は学びを求めてネットの住人。好きな作家は池波正太郎。好きな作品は「鬼平犯科帳」。勧善懲悪で今日もスッキリ!

お出かけカテゴリの最新記事