当たり前のように自動ドアの前に立ったら、全然、反応しなくて、ドアを叩いたそんな経験ありませんか?あります。ありますとも。 なんか影が薄い人間のようでちょっと落ち込みますよね。なぜ反応しないのか?ちょっとネットで話題になっています。
センサーにも色々な種類が!
自動ドアのセンサーには、熱線式(温度のセンサー)、光線式(光の反射)、超音波などがあるそうです。
熱センサー
人間の体温と周囲の温度を比較して探知し作動するのが特徴です。しかし屋外だと温度変化が激しく、特に猛暑日は、人間の体温と屋外の気温とほとんど変わらなくなるため、センサーの作動が非常に鈍くなってしまうので、現在熱センサーの自動ドアは、室内の警備用に限られているそうです。
超音波センサー
気温の影響を受けにくく、犬や猫には反応しないように高さのコントロールができますが、雨風に弱いというデメリットがあるそうです。
光線式センサー
現在、主流なのは光線式センサーで8-9割を占めているそうです。光の反射の多さを測定し、人間かどうかを判断します。光反射は気温の影響を受けにくく、雨風にも強いというメリットがあります。最新のセンサーは、高密度で検知エリアの抜けがなくなっており、かなり正確に人を検知します。
光線式センサーの弱点
●服の素材です。黒い服や、毛足の長いモコモコした服は、光を反射しにくくなります。(女性に多い)
●床の材質です。絨毯などが敷かれていると光を反射しにくくなります。
スパンコールで反応!
自動ドアが反応しやすいのはどんな時か
反射しやすい光沢感のある服だそうです。スパンコールなどがついているとベストだそうです。床の材質で一番いいのは大理石だそうです。光が反射しやすい素材のマットレスもおすすめだそうです。実際、建設現場などでは、機材の台車に確実に反応させるために、銀色の反射テープを貼るのだとか・・・
法定の保守点検がない自動ドア
自動ドアの技術は日々進歩していますが、自動ドアにはエレベーターのような法定点検の制度がないので、20年、30年と保守点検せずに使い続けられているものが少なくありません。なので、まだまだ古い自動ドアがあります。使用期間が長くなると、経年劣化により反応が鈍くなることがあるそうです。
反応しない自動ドアは事故の原因になりかねません。全国自動ドア協会JADAによると、自動ドアの事故は小さな子どもや高齢者に多く、ケガをしてしまう危険があります。トラブルの原因は「駆け込み」「立ち止まり」「斜め進入」が半分以上を占めているそうです。スマホ、駆け込みは絶対にダメ!!
(1)ながらスマホでエントランスなどを通行しない。(前方が見えないと、自動ドアの開閉を認識できない)
(2)斜めに入らず、真ん中から入る。(センサーが検知しやすい)
(3)開くのを見てから入る。駆け込みしない。(自動ドアが開く速度より早く駆け込むと危険)
こわい自動ドアの事故。反応しなくて影が薄いかも…などと言っている場合ではありませんよ!
引用元https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00000002-withnews-sci&p=1
スパンコールとは
スパンコールとは、光を反射させるために使用する服飾資材で、穴の空いた金属やプラスチックの小片のことです。光を受けるとキラキラ輝き、派手さの演出できる装飾品です。形もサイズもさまざまあり、舞台衣装やパーティドレスに縫い付けてゴージャスに見せるように使われています。
ときにはドレスの布面全体にビッシリと、まるで鱗のように縫い付けられているものもあり、夜、明かりの下に立つと妖艶な美しさがあります。また、スポットライトに映えます。特に女性の日常着にも多く取り入れられていて、Tシャツやブラウス、スカート、バッグなどにあしらわれると可愛らしさが強調されます。
以前の職場は昭和の匂いがたっぷり詰まったビルでした。地下の自動ドアも一階の自動ドアも前に立っても中々反応しません。その時よく同僚に痩せているから重みで開かないのじゃない言って冗談交じりに言われたことを思い出しました。私も時々やってしまい不味いなって思うことがあります。ながらスマホです。最近本当に多いですね~。私の知り合いはそれで、スマホを落として故障したことがあります。挟まる事故にも繋がったりと、危険はいっぱいです。きちんと前を向いてドアの前に立ちましょうね。きっとスムーズに開いてくれますよ。
(キュレーター:remon)