性格と脳の関係性

性格と脳の関係性

意地悪か親切か 脳の形と性格が関係あるの?

 

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怒りっぽい性格、寛容な性格、これらは脳の形と関連性があるという研究論文が発表されました。研究者たちが主張するのは、脳の構造的な違いと「性格の5因子」が原因だとし、研究論文英学会誌「Social Cognitive and Affective Neuroscience」に掲載されました。

 

性格の5因子を心理学者らは【ビックファイブ】と呼び、神経症傾向(どのくらい気難しいか)、外向性(どのくらい積極的か)、開放性(寛容さ)、協調性(利他性の尺度)、誠実性(自己統制力の尺度)があります。

 

今回22歳~36歳までの500人以上の脳をスキャンした画像を比べて見て、大脳皮質の厚みや表面積、しわの数などの差と、5因子の関連性を調べました。そして論文の共同筆者〝ロベルタ・リッチェリ″は「神経症傾向の人は、厚い大脳皮質と脳の狭い部分としわに関連があったことを発見した」と話しました。

 

 

「怒ったまま寝ちゃだめ」科学的信ぴょう性あり

 

寝床でケンカ

中国と米国の研究チームがネイチャー・コミュニケーションズに発表した論文によると、作られたばかりの悪い記憶を持ちながら眠りにつくと、それが脳に深く刻み込まれ、後にその記憶を拭い去ることがより難しくなるという結果がでたということです。

 

これは、昔から「怒ったまま寝るな」と言われていることが理にかなっているという事が示されました。睡眠は新たに入ってきた新しい情報が脳内で保存、処理されて短期記憶から長期記憶のネットワークへと移動する仕組みに影響があるのは知られています。

 

トラウマのような好ましくない記憶は、長期間残る場合がありますが、ある程度は意識的に制御することができます。今回の研究で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などのトラウマ的な経験をした直後の睡眠剥奪をすることで、トラウマになる記憶の強化を防ぐことができる可能性があると論文筆者は記しています。

 

 

「無関心」「冷淡」「怠け者」という性格と、脳の関係性

 

無関心

オックスフォード大学の神経学者たちは、あるアンケートの結果に基づいて、モチベーションの高い人、無関心で冷淡、怠惰な性格の人たちを選び、2つのグループに分けあるゲームを行いました。

 

そのゲームとは、ラウンドごとに努力報酬がオファーされるのですが、被験者たちはその報酬が努力に値するか判断し、オファーを受けるか断るかというルールになります。それをMRIで見ながら脳では何が起きているのかを見ていきました。

 

すると、無関心で冷淡、怠惰と位置づけられた被験者たちはモチベーションが高い被験者に比べて、オファーを受ける回数もとても少なく、大きな報酬に対してもあまり飛びつきませんでした。しかし興味深いのは、オファーをうけたときは、モチベーションが高い人たちよりも「一次運動野」という行動を起こす脳内での活動が、MRIでかなり大きく示されたという事です。

 

そしてもう一つ分かったことは、無関心で冷淡とされてる人たちは、行動をコントロールするのに役立つ「補足運動野」と脳の一部との間に、非効率な接続部があるという事です。その接続部により意思決定や行動を起こすことを難しくしていることが明らかになりました。無関心・冷淡な人たちは行動を起こすことはエネルギー負荷がかかることで、より努力を必要とされていることなんだそうです。

 

 

 


最近は脳に関する研究も進んでいますが、いろんなところに影響があるものなんだと脳のすごさに今更驚いています。性格も行動も全て脳のせい、と思えば他人に対して許すことも、できてしまうのかもしれませんね。誰もが持っている素晴らしい脳の使い方が分かるようになれば、だれもが幸せを感じることができるのかもしれません。まだまだ未解明な部分も多い脳ですが、これからどんな発見があるのかも楽しみですね。
(キュレーター:rikako)

 

 

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RIKAKO

RIKAKO

父母と弟2人の5人家族の長女として育つ。素はおっとりのんびりのマイペースだが、父親譲りの短気さと、母親譲りのサバサバした性格と、長女ゆえの真面目さ正義感の強さが混ざった複雑な性格。だってAB型だしね(^_^;)周りからは「天然」と言われていたが、保険会社に勤めてから天然が治った?と言われるようになる。しっかり者で、できる女とみられがちだが果たしてどうだか。

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