「今日は散歩に行かなくていいや」ペットにはどんな感覚?

 毎日、動物病院でどのくらい動物の死に直面するか、想像できますか? 来院数によって変わるでしょうが、人間の病院よりも死亡率は高いです。どんなに具合が悪くても、元気なふりをします。それができなくなるほど弱ったとき、初めて飼い主が「元気がない」と認識します。だから、病院に来たときには手遅れとなってしまいがちです。

 

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 動物は本能的に弱っている自分を見せません。力の弱い動物であればあるほど、弱っている自分を見せることが即、死につながると知っています。でも、動物はいつか死にます。それも突然、実にあっけなく。「最期の1日」も大切ですが、一緒に過ごした年数の方がもっと大切なはずです。飼い主と共に生きる時間が、ペットにとって最高の時間であってほしい。

 

 

 犬や猫の寿命はせいぜい15年。ペットの1日は人間の5~6日に相当します。「今日は散歩に行かなくていいや」という1日があると、ペットにとっては1週間近くも閉じこもっていたのと同じ感覚です。飼い主が1~2カ月間手を抜くと、ペットは半年から1年ほったらかされたのと同じ。問題なのは生きた時間の長さではなく、中身なのです。

 

 

 私は、生後1年未満のペットを連れた人に「写真をいっぱい撮ってあげてください」と声を掛けます。生後間もない動物の成長は著しく、短い生涯で最も成長する時期。この時期を逃さず、時間をかけて触れ合うことで、コミュニケーションが深まり、ペットの社会性も身に付きます。

 

 

 飼い主には「雄は太郎、雌は花子」とペットの名前を決めている人、歴代のペットがずっと同じ名前という人もいますが、どの命も唯一無二の存在。できれば、新しい命には新しい名前を授けてあげてください。ペットの一生は駆け足で過ぎていきます。その貴重な日々を、どうか最期の瞬間に悔やまないよう、命を慈しみ、その存在に感謝しながら、大切に過ごしてほしい。

引用元http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00010000-nishinp-soci

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【君(ペット)がいるから】犬猫にも目立つ認知症

 心掛けてほしいことの一つが、動物に話し掛けること。朝起きたら自宅のペットに向かって、家族や友人にするように声を掛けるのです。「おはよう。今日は体調よさそうだね」などと、常に対等な目線で語り掛けます。体に触れること。特に、老犬や老猫には非常に大切です。「寝ているから、そっとしておいて」と言いますが、これは正解のようでちょっと違います。

 

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 犬は1日のうち18~20時間は寝ています。年老いた犬猫は、さらによく寝ます。「よく寝ているから」とずっとそのままにしていたら、だんだん刺激を受けることが少なくなって、老化が加速します。最近は獣医療の進化により、ペットも高齢化しています。それに伴い、認知症を発症するケースも目立っています。

 

 

 犬に比べると少ないものの、猫も発症します。人間のアルツハイマー型認知症と似て、徐々に進行します。早ければ11歳で発症し、13歳を過ぎると症例は急増します。もの忘れや夜鳴き、家から抜け出しての徘徊(はいかい)などが出てくる場合があります。最近、飼えなくなった老犬を世話する「老犬ホーム」が増えています。

 

 

 ペットの認知症は根本的な治療法はありません。「名前を呼んだときの反応が鈍くなった」などの初期症状を見逃さず、人間も同じですが、年を取れば聴覚や視覚などの感覚はだんだん鈍くなります。老化を遅らせる一番の薬は、刺激だと思います。体をなでることで皮膚から、飼い主の「気」というやさしい刺激が伝わります。穏やかなコミュニケーションが、ペットの老化を遅らせます。

引用元http://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/284937

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【君(ペット)がいるから】最高の薬は飼い主の愛情

 動物たちが治ろうとしなければ、治ることはありません。動物たちの生きようとする力を養わなければならないのです。生きようとする力は、どうすれば取り戻せるのでしょうか。一時退院したペットたちは、入院中よりも元気になって戻ってくることが多いのです。飼い主の愛情と、飼い主ともっと一緒にいたいというペットたちの思いが、生きる力を強くするのです。

 

 

 ラブラドルレトリバーやゴールデンレトリバーといった大型犬が、交通事故に遭うと内臓破裂など重傷になるケースがあります。内臓が破裂してしまうと、犬はぐったりと表情を失い、まったく動けません。ところが、飼い主が面会に来ると、尻尾を振って飼い主に応えようとするのです。立ち上がって、飼い主のそばに行こうとすることさえあります。

 

 

 病院のご飯を食べない犬には、飼い主が作った物を食べさせるようにしています。食事を取らない犬も、飼い主の手を通すと不思議と食べるようになるのです。自宅でいつもペットが寝ている場所にあるクッションや毛布を持って来てもらうこともあります。それが「家に帰りたい」という思いを呼び起こします。

 

 

 私たちの治療行為は対症療法でしかありません。実は、動物の生死を分けているのは「生きたい」という本能と生命力。それは、飼い主の愛情が支えています。飼い主の愛情はペットの治療に不可欠です。動物たちにとっての最高の薬は、飼い主だということを忘れてはいけません。

引用元http://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/283137

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動物は本能的に弱っている自分を見せ無いそうだ。猫は自分の死期が近いと飼い主の家を出て行くと聞いたことがあるが同じ感覚なのだろうか・・・ペットの1日は人間の5~6日に相当する。一日散歩しないと一週間も閉じこもっていたことになると聞いて驚いている。どんなに具合が悪くても、元気なふりをして飼い主を安心させる心優しい動物には、一日一日を大切にを大切に生きて欲しい。

(キュレーター:remon)

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