やせると老ける…アラフォーのダイエットは危険
「今より3キロ痩せたらきれいになる!」この3キロ神話を信じているアラフォーは危険です。まずダイエットの思い込みの罠は「太っているより痩せている方が若く見える」は間違いです。女性は「太る=罪」と勘違いしがちですが、20代は伸び縮する皮膚も40歳すぎたら、皮膚はたるむか、しわのどちらかしかありません。
40代からはやせるより筋肉をつけるべきです。脂肪は筋肉の上についているので、筋肉が衰えると脂肪もたるむそうです。しかも40代の筋肉量は20代のころに比べて10%も減ってしまいますが、運動を習慣化すれば十分に筋肉は増やせるそうです。ちなみに一番効率が良いのは運動は週3回まででそれ以上はあまり効果がないとの事。
しかし、この運動についても「毎日きつい運動をしなきゃいけない」って言う、思い込みも間違いです。体形維持には〝正しい姿勢″を保つだけで効果があります。年齢が分かるパーツのエクササイズがオススメで、通勤時間や歯磨き中など気になる部分に、ほんの少し意識を変えるだけで、体形や身体能力もアップするそうです。
そして、食事についての思い込みも「炭水化物は取らない」も大きな間違い。極端に炭水化物(糖質)を抜いてしまうとゲッソリするだけで、極度の糖質制限は目がチカチカしたり手が震えたりする低血糖症になるので、食品を食べた時に血糖値が上がるスピード(GI値)がゆっくりなものが太りにくいのだそう。例えば、白米より玄米、食パンよりライ麦パン、うどんよりそば、の方がGI値が低いそうです。
医者がすすめる「マスクつけるだけダイエット!」
池袋大谷クリニック院長の大谷先生がすすめる「マスクダイエット」は、呼吸筋が鍛えることで、体に多くの酸素を取り込むことができます。それにより脂肪燃焼、血行促進、内臓の活性化でエネルギーが消費され基礎代謝が上がります。つまり痩せやすい体になるという事です。また猫背だと呼吸がしずらい為、背筋も伸ばすようになるようです。
高機能マスクと呼ばれるアメリカの95の規格にそって作られた大谷先生監修のマスクは、1日8時間2週間つけるだけで痩せられるそうです。呼吸にかかる負荷は一般のマスクの4倍に及ぶんだとか。その為、3分以上の運動規制や就寝時、妊婦さんお子さんは、控えたほうがよいそうです。
糖質制限なし“ゆるパレ”式スイーツとの付き合い方
今アメリカやヨーロッパのセレブや、スポーツ選手の間で人気がある、健康意識の高い人達に話題の健康法「パレオダイエット」。これは原始人の食生活(パレオ食)を取り入れたダイエットのです。
基本的に気をつけることは「食べ物・運動・睡眠」です。パレオダイエットは小麦やお砂糖を中心とする加工食品はNGなのですが、甘いものが絶てないのは栄養素が足りていない場合があるだそうです。
「食べたくなったもの=足りてない栄養素」
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しかし、フルーツはどんどん食べても良いんだそうです。(1日の総カロリーを大幅に超えるのはダメ)特におすすめはベリー類。一日の目安は果糖20gの片手いっぱい程度です。100%ジュースでも良いですが、せっかくなら食物繊維の入った生のモノがマルだそうです。
ブルーベリー・イチゴなどのベリー類はカロリーが低く、ポリフェノールたっぷり。口さみしい時は、良質な乳製品と一緒にブルーベリーヨーグルトや、蒸したサツマイモにバターをのせたりするのもよいそうです。
最近はたくさんのダイエット情報があますが、総合的にみてみると、何事もひとつにこだわり過ぎるのは良くないのかなという風に見えてきます。ダイエットには、それぞれにメリット、デメリットがあるのでよく見極め、自分に合ったものを選ぶのが大切です。カロリーは減らしても栄養はしっかりとる!そして〝きれいになる!″を前提で考えていくとよいですね。
(キュレーター:rikako)