暑い夏は食欲が落ちてしまいがちですよね。食べるとしても口当たりの良いものを選んでしまうのでどうしても栄養が偏りがちです。「そうめん」や「アイス」「ジュース」等などでは、ますます夏バテを加速させる結果につながりかねませんので、そうならないためにはまずは食欲を取り戻す食材をとりスタミナをつけましょう。食べやすくなる工夫も取り入れてみてくださいね。
食欲を取り戻すにはどうすればいい?
食欲を回復させるにはミネラル、タンパク質、ビタミンと栄養のバランスが大切ですが、まずはスタミナをつけるビタミンB1、B2を取ることです。ビタミンBが多く含まれる食材は「豚肉」「レバー」「枝豆」「うなぎ」「胚芽米」「ニンニク」「ゴマ」などです。土用の丑の日に食べるウナギも時期的にもとても理に適っているという事ですね。
また旬の野菜にもたっぷりのビタミンが含まれているのでしっかり取りましょう。その季節に応じたものは体に必要なものがちゃんと含まれています。「きゅうり」「トマト」「なす」「ピーマン」「とうもろこし」「冬瓜」といった夏野菜は体の熱を取る働きがあり体調を整えてくれます。
食欲が落ちたときのコツとアイデア
食欲が落ちたときは、冷たくしたり香辛料や酸味などを加えたり一工夫すると食べやすくなります。例えばラーメンは本来あったかい食べ物ですが冷やしラーメンというものも最近では出ていますし、香辛料がたっぷり入っているカレー粉を活かしてみたり、他にも梅干しや酢、レモン、しょうが、わさびな、だしの旨みなんかも利用するといいですね。
具体的には、チャーハンや天ぷらの衣にカレー粉をかけてみたり、サラダや冷ややっこ、冷しゃぶに、生姜やレモン、ゆず塩などを加えてみたり。スープやあんかけもとろみをつけてから冷たくすると、トロリとのど越しが良くなり食べやすくなります。ビタミンB郡と夏野菜を意識して上手に取り入れてみてくださいね。
夏バテ予防メニュー
1:ウナギのかば焼き・・・うなぎはマルチビタミンと言われるほどバランスよくたくさんの栄養素が詰まっています。土用の丑の日以外にも食べたいメニューですね。
2:レバニラ炒め・・・ニラにはビタミンB1、レバーにB2が含まれているので最強メニューです。
3:ゴーヤチャンプル・・・カリウムが含まれるゴーヤと、豚肉、豆腐、卵といったタンパク質も含まれているので夏バテ予防には効果的!
4:具たくさんスープ・・・固形物が食べれないときは、冷蔵庫にある残り物野菜でスープにします。肉団子なども入れると更にダシも出ますし、コンソメ味、トマト味などいろんなバリエーションができます。
5:かき揚げ付きそうめん・・・そうめんだけでは栄養が偏るので、玉ねぎ、にんじん、サクラエビなどを使ってかき揚げを添えると食欲も増します。まためんつゆにお酢やごま油、ラー油なんかも栄養がアップするそうです。
引用元:https://goo.gl/v6zzd8
季節の野菜にはちゃんと体を整える働きや栄養素を兼ね備えているんですね。自然はよくできたものだと感心します。夏バテで食欲が落ちるという事があまりない私ですが、体の機能を保つためにはバランスよい食事をしようと思います。皆さんもぜひ参考にしてみてくださいね!
(キュレーター:rikako)