江戸時代からある「煎り酒」に再注目!減塩・夏バテに効果的

「煎り酒」という名前は聞いたことがありますか?昔使われていた醤油の代用として使われていた調味料に今、注目が集まっているようです。現代によみがえる調味料が現代人を救うものになっているとは一体どんなものなのか作り方も含めてみていきましょう。

 

「煎り酒」ってなに?

 

室町時代~江戸時代中期まで、高価な醤油の代わりに使われていたのが「煎り酒」は、それぞれの家で作られていた調味料なんです。材料は「日本酒」「鰹節」「梅干し」の3つで、日本酒に鰹節と梅干を入れて煮るだけと言ったとても簡単なものですが、醤油が供給されるようになってからは姿を消してしまいました。

 

今では醤油の方が安価で買え、煎り酒の方が高価になってしまったことが原因かもしれませんが、塩分は醤油の半分の【減塩効果】そして【うま味】によって、料理の味を濃く感じさせてくれます。また煎り酒は、鰹節のアミノ酸、日本酒内の糖分、梅干しのクエン酸が夏の疲労回復にも役立ち、夏バテに効果があるようです。

 

 

「うま味」は5つの味の一つ

 

「うま味」と聞くと、美味しいものという認識があるかもしれませんが、私たちが感じる「甘味・塩味・苦味・酸味」の中に含まれる基本の味の事を指します。日本人は昔からこの「うま味」を使うことで塩分の摂取量を減らすことができていたようです。また煎り酒には少しの酸味もあることからさっぱりとした味わいも感じられます。

 

現代でいう酸味というと酢(穀物酢・リンゴ酢・黒酢など)やレモン汁などが当てはまります。塩分を控える人はこれらの調味料を上手に使われているかと思いますが、煎り酒にはこれらの効果がすでに備わっていて、うま味が加わることでさらにおいしく満足度も増しながら減塩効果が期待できる調味料だと言えます。

 

 

煎り酒の作り方と使い方

 

煎り酒は和食に合うようで、白身魚のお刺身に絶品です。他にも冷ややっこや卵かけご飯、煮魚、おひたし、ドレッシングと色んな食べ物に応用できるようです。そして梅の効果から魚の臭みも摂ってくれるので、煮魚や焼き魚の下味をつけるのにもとても便利な調味料ですね。

 

<材料>

 

*日本酒(純米酒)・・・300cc

 

*昆布・・・10cm

 

*梅干し(塩のみでつけたもの)・・・4粒

 

*鰹節(荒削り)・・・5枚

 

 

<作り方>

 

1:昆布を少し濡らしたキッチンペーパーで軽く拭き、純米酒に半日ほどつけておく。

 

2:1に材料をすべて入れ強火で煮込む。1割ほどの水分を飛ばしたら火を止め冷ます。

 

3:ガーゼかさらしで濾して出来上がりです。

 

引用元:https://goo.gl/heQ3ut

 

 

 


「煎り酒」初めて聞きましたね~!醤油の代わりで使っていたものが今では日本酒の方が高いという皮肉な話…(-_-;)昔は素材そのものを活かして作られているのでそれが体に良かったりしますが現代では便利な分、添加物がないものを探すのも困難だったりします。だからこそ素朴な味に価値がありますよね。ぜひ手作りをして、江戸時代の味わいを感じてみてくださいね!
(キュレーター:rikako)

 

 

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