素朴な子どもの疑問「神様と仏様はどちらが偉い?」の回答が秀逸すぎる

私たちは困ったときに助けを求めて「神様、仏様、どうぞお助けください…」などと念じます。日本人にとっては、神様も仏様もごちゃまぜになっているような印象があります。もともと仏教は大陸から伝わったもので、土着信仰の神道との融合は早くから行われてきました。少なくとも原始仏教(釈迦が最初に説いた教え)は大きく異なってきます。

 

神様と仏様はどちらがエライのか?

昔、ある歌手が「お客様は神様です」と言いました。その歌手のお客はお年寄りが多くて、みなさん亡くなりました。そう、みなさん仏様になりました。神様が死んで仏様になったので、仏様の方がエライでしょうね。と答えたという「伝説」というか「噂」というのがあります。子供に対してうまいこと答えたもんだと思いますが、実際一般的な信仰の姿としては、どちらがエライかどうかはとりあえず置いといて、あるお寺ならお寺に、どんな神様も一緒に祀られているか…というのを見てみるのも興味深いかと思います。

 

たとえば清水の舞台で有名な清水寺。十一面観音さまを本尊とするですけど、大黒天も祀られています。大黒天は、本をたどっていくと、密教の神様です。それが日本に伝わったのち、大国主命と結びついて七福神の一柱となります。仏教の神様でありつつ、神道の神様でもあります。どんな宗教も土着の信仰と融合して様々に形を変えます。例えば「お盆」は「仏教の儀式」と思っている方も多いと思いますが、そもそも仏教は輪廻転生を説いています。「先祖の霊が帰ってくる」とする「お盆」と矛盾しますね。転生していたら、帰ってこないでしょう? 祖先の霊を祀るのはむしろ神道の方です。

引用元http://www.mag2.com/p/news/222206

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【豆知識】「神無月」に出雲大社へ行かない神様もいるって本当?

10月は「神無月かんなづき)」と言われますね。全国の神様が出雲大社に集まって縁結びの相談をされるから、各地元の神様がいないので「神さまのいない月=神無し月」から来たと一般に良く言われます。一方、全国から神様の集まる出雲は神在月と言う、とも聞きます。

 

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かつて出雲地方は、大国主大神(オオクニヌシ)という神様が治めていました。その様子をご覧になっていた天照大神(アマテラス)が「あの地域は私の子孫が治めるべきだ」と考え、使者を遣わします。紆余曲折はあるのですが、最終的にタケノミカヅチの活躍により、出雲は譲られることになります。『古事記』『日本書紀』で有名な「国譲り」のくだりです

 

ここから、神様には大きく「伊勢系天照大神の系統)」と「出雲系大国主命の系統)」があると言われていますが、そのことを考えると、「神様がみんな出雲に集まっている」という話について、「では伊勢系統の神様は?」と気になりますね。どうやら「神無月=全国の神様が集まる」というお話は、中世以降に出雲の方から出てきたお話のようです。ですから、伊勢系統の神様はもともと無関係な話…と言えますが、一方で「伊勢系の神様もお出かけになる」という話もあります。また、出雲系統の神様の方でも、ホントにみんなが出払ったらその地を守る神様がいなくなって「手薄」になるので、「留守番の神様もいらっしゃるようです。

 

神様の世界も色々あるようですが、とりあえず出雲で「全国縁結び会議」が行われているのであれば、ぜひとも色んな素晴らしいご縁が生まれますように…と思います。

引用元http://www.mag2.com/p/news/221850

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神社とお寺の違い、5つのポイント

 

友達から「神社とお寺は何が違うの? 神社は神様だけど、お寺は何?」と尋ねられました。「えっ」と思いましたが、まわりの人に聞いたところ、明確に答えられる人は少数派でした。 

 

ポイント1  神様と仏様 

神社は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)、大国主命(オオクニヌシノミコト)などの、日本の神様が祀られてます。お寺は、お釈迦さま・阿弥陀さま・観音さまなど、インドからやって来た仏様を祀っています。

 

ポイント2  神道と仏教

神社は神道の施設、お寺は仏教の施設です。なので、神社には神主・宮司・巫女がいて、神様にお仕えしています。お寺は、僧侶・住職・尼僧など、いわゆるお坊さんが、お勤めや修行をしています。

 

ポイント3  鳥居と門

神社の入口には鳥居がありますが、お寺には、山門や仁王門と呼ばれる門があります。門の中には「阿形(アギョウ)」と「吽形(ウンギョウ)」の金剛力士像が、安置されていることが多いです。

 

ポイント4  参拝方法

神社は、パンパンと手をたたく『二礼 二拍手 一礼』なのに対して、お寺は、静かに『合掌』します。

 

ポイント5  ご神体と仏像

神社は神様(ご神体)を直接拝むことはできません。しかし、お寺では仏像として仏様を間近に拝み見てお祈りすることができます。

 

お寺に行ったのに「二拝二拍手一拝」、鳥居をくぐったのに仏像を探す…などなど、宗教を混同してしまっては、ご利益も薄れてしまうかましれません。間違わないように、しっかり覚えておきましょうね。

引用元http://kamibutsuyoku.hatenablog.com/entry/2015/01/31/221507

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私たちは困ったときに助けを求めて「神様、仏様、どうぞお助けください…」などと念じます。日本人にとっては、神様も仏様もごちゃまぜになっているような印象があります。

お正月は初詣に神社に参拝しますが、大晦日の夜は「除夜詣」に行きます。両者とも「現世利益的」功利をもたらす「力」のような感じがします。

何が正しいのかというのは簡単には解説できませんが、私たちにとっての「神様」や「仏様」ってどんな姿なのかなあとあらためて考えてみるのもいいのではないでしょうか・・・

(キュレーター:remon)

 

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