猫のいる暮らし

猫のいる暮らし

子猫を拾ったらとんでもないことになったSさんちのお話

 

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ある夏の日、Sさんちの妹さんがミーミー鳴いて駅前に捨てられていた子猫を拾ってきました。いかにも“誰かに拾ってほしい”という状態で、段ボールの中には、ミルク缶と哺乳瓶まで入っていたそうです。

今までさまざまな小動物をペットとして飼ってきたSさんち。でも、猫だけは、家族でアレルギー体質だったり、無傷の新築一戸建てだったりで猫はやめておこうという暗黙の了解でした。ところが、「こんなカワイイねこちゃん!アレルギーなんてナイナイ!まだほとんど歩けないんだ~。可愛いね!生まれたのいつなんだろう?」 って妹さんと盛り上がってすっかり “ うちの子モード ” 全開になっていましたが ・・・。

ご両親から言われた言葉は、「早く捨ててきなさい」、「情を湧かすな」

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Sさんと妹さんは子猫を飼わせてもらえる可能性の低さっぷりにガックリしたのでした。そこで、

「こんな生まれたばかりの、ペットショップでも扱っていないような小さない子は捨てるわけにいかないよ。引き取り手を探すから」 ということでその日は一件落着。そうそう、時間稼ぎです。

 

 

子猫がうちの子に

 

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当時、フリーターだった妹さんは昼間に自宅にいることが多く、昼間仕事のSさんは夜には帰ってくるという生活スタイルだったので、子猫のミルクやトイレの世話は2人で分担でき、子猫育ては順調。両親からの「引き取り手は探しているの?」という追及をかわしつつ、2人の子猫ちゃんは順調に育っていきました。

そんなある日、お父さんが廊下で遊んでいた子猫を抱き上げ、漏らした言葉は

「俺だって、動物好きなんだよ・・・」

慣れた手つきで子猫をあやしました。お父さんもSさんと妹さん同様、小さいころから犬などのペットを飼い続けていて、誰よりも動物好きだったのです。

さらにお父さんは、子猫ちゃんがオスなので道路の向こう側のメスを見つけたら渡ってしまい、車にひかれたら大変。家から出したりしたら絶対にダメだというのです。

・・・こうして、子猫ちゃんは正式にSさんちの一員になったのでした。

 

 

家族の変化

 

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フリーターだった妹さんでしたが、子猫がたくさん食べるようになった頃、「子猫ちゃんのご飯のために、ちゃんと働くことにするの・・・」と、脱フリーター宣言。その後、無事に就職を決めたため、お母さんをとても喜ばせました。

お父さんは大きくなって段ボールに入りきらなくなった子猫ちゃんのために、以前飼っていたウサギのケージを改造してあげたり、おもちゃを作ってあげたり、お世話をしてあげたりと、休日を有意義に過ごすようになりました。

Sさんはというと、この後、実家を出ているのですが、子猫ちゃんに会いに実家に帰ることもしばしば。かくして、Sさんちー家の団らんが猫中心に回り始めたそうです。

 

 

猫との暮らしで得られる癒し

 

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1.免疫力や自然治癒力を高めてくれる

猫は「ゴロゴロ」と喉を鳴らします。この「ゴロゴロ音」の低くて細かい振動を伴う周波数には、生物の免疫力や自然治癒力を高める力があることも知られていて、欧米ではセラピーにも使われています。

 

2.ストレスや不安な気持ちを和らげてくれる

猫の「ゴロゴロ音」は、ストレスを軽減させたり、精神的な健康状態を回復させる力もあるようです。

 

3.ポジティブになれる

猫の「ゴロゴロ音」は、脳をポジティブな状態にしてくれる力まであると言われています。この力はポジティブな思考回路の構築や、「幸福感」にもつながっていくそうです。

 

 


 

猫には癒しの効果があると言われていますね。だからといって、猫に多大な期待をかけ、安易な気持ちで猫を飼うのは良くありません。きちんと家族として迎え入れ、猫を幸せにしてあげながら自分も猫との暮らしに信頼関係や小さな幸せを見つけ、幸せのおすそ分けをもらいましょう。その気持ちが大切なのだと思います。

(キュレーター:SILVIA)

 

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SILVIA

SILVIA

夫と2男子の4人家族。昼は会社でワーキングレディ、夜は学びを求めてネットの住人。好きな作家は池波正太郎。好きな作品は「鬼平犯科帳」。勧善懲悪で今日もスッキリ!

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