昔ながらの「手ぬぐい」は何でも使える便利物だった!日本の伝統を再認識してみよう

昔ながらの「手ぬぐい」は何でも使える便利物だった!日本の伝統を再認識してみよう

近年、手ぬぐいの良さを実感している人が増え、最近では可愛い柄の手ぬぐいも出ていますよね。ふきんとして使うイメージが多い手ぬぐいですが、あの形と薄手の素材からいろんな使い方ができるんです。もしかしたらあなたの知らない使い方があるかもしれませんよ❤どんな使い方があるのか早速見てみましょう!

 

手ぬぐいの歴史

 

手ぬぐいは縦36~38cm、横95cmの大きさで、吸湿性、速乾性が高く汗ふき、手拭き、入浴時の体を洗うものとして使われていた木綿の平織の布です。今ではタオルとしての使い方以外にお祭り時、寒暑除け、チリ除け、装身具として頭にかぶるものとしても使われてたり、ふきんなどとしても活用されています。

 

時代をさかのぼると、奈良時代では神仏の清掃目的として使われていた説があったり、平安時代になると神事に身にまとうものとして使われ身分の高い者しか手にできなかったようです。江戸時代になってようやく木綿の織物が普及しだし、銭湯が盛んになったことや木綿の着物がつくられ、その端切れからも作られ庶民の生活に浸透していったようです。

 

職業によっても薬売りや、瓦版と言われる読み物売り、米屋、材木屋など職種によって手ぬぐいのかぶり方が変わっていったそうです。他にも日本舞踊や落語などでの小道具としてつかわれたり。お年玉や節句の縁起物の贈答や祝儀袋、お見舞いの不祝儀袋にも使われたり、歌舞伎では名刺代わりとして配られたという話もあるようです。

 

 

手ぬぐいの活用法①

 

*ふきん(食器を洗ったり拭いたり、掃除にも使われる)

*かぶり物(三角巾がわり)

*帯

*サラシ(安産の風習で妊婦のお腹にまいたり、女性が和服を着るとき胸を隠すために使われる)

*前掛け(帯にひっかけて手拭きや着物が汚れないように使う)

*おむつ(乳幼児が自ら不快ということを知らせるために木綿のおむつが最適と言われている)

*衿を覆う(和服の衿が汚れないように手ぬぐいで覆った)

*髪結い肩掛け(髪を結うときや、散髪、化粧の時に汚れ防止として活用された)

*入浴時の体洗い

*寒風摩擦など

*医療用(止血止めや熱を下げるために額に載せたり包帯代わりにもなった)

*のれん(屋台などで利用されていた)

*布団などの汚れやすい部分の当て布として

*布ぞうり

*鼻緒(下駄や雪駄の鼻緒が切れたときの代用として)

*はたき(古くなった手ぬぐいを割いて、切れ込みのいれた竹や木の棒にいれる)

 

 

手ぬぐいの活用法②(現代版)

 

*ラッピング(紙の代わりや、ボトルのラッピングにも)

*タペストリー(好きな柄をお部屋に飾るのもステキ)

*ハンカチ(お弁当包みもおすすめ)

*ティッシュボックス包み(季節や気分によって簡単に変えられます)

*テーブルウェア

*バンダナ・ターバン代わりに

*ブックカバー

 

 

手ぬぐいのかぶり方の種類

 

手ぬぐいのかぶり方も男性、女性、年齢によって区分けされ大まかにいうと4つに分類されるんだそうです。よく聞くのが【鉢巻き】、頭を覆って後ろで結ぶ【姉さんかぶり】頭と頬をかぶった【頬かぶり】そして結ばず頭にのせただけの【着流し】です。

 

【鉢巻き】
四つ折りの帯状にして後ろで結びます。ねじり鉢巻きや喧嘩鉢巻きなどもあります。またひも状にしないで後頭部を広く覆い前で縛る「子守かぶり」も入るようです。

 

【姉さんかぶり】
今では田舎女の形を指し塵除けと言われる形の事が呼ばれていたようです。日本髪を崩さないようにと考えられたかぶり方で載せるような緩いかぶりかたをし、さっと脱ぐことができるようになっています。

 

【頬かぶり】
頭からかぶって、顎の下で結ぶかぶり方のことを言います。結ぶ位置を鼻の下にかえれば「鼻掛け」といって泥棒のかぶりかたとして時代劇では紹介されたり、
糊の利いた手ぬぐいを使った「ひょっとこかぶり」や鼻の下だけを隠した「鉄火」など結ぶ位置で呼び名も変わるようです。

 

【着流し】
女性は頭にかけて頬を隠すように前かがみ気味にしたにたらし、端の部分をくわえる形。男性はくわえずそのまま垂らしておく状態。

 

引用元:https://goo.gl/w4ahg8

 

 

 


手ぬぐいは歴史が長いだけあって、普段の言葉のなかにも手ぬぐいからくるものがあったんですね。今では当たり前にある布ですが、当時貴重だった原料を活かし大事に使おうとしていく思いがこのようないろんな形、使い方として残っているんですね。最近では手ぬぐいの良さが見直されてきていますが、昔使われていた方法を知るとまた新しいヒントとなるのではないでしょうか。歴史ある日本の良き伝統物を生活の中に取り入れて、これからも後世に受け継ぎ残していきたいですね。
(キュレーター:rikako)

 

 

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RIKAKO

RIKAKO

父母と弟2人の5人家族の長女として育つ。素はおっとりのんびりのマイペースだが、父親譲りの短気さと、母親譲りのサバサバした性格と、長女ゆえの真面目さ正義感の強さが混ざった複雑な性格。だってAB型だしね(^_^;)周りからは「天然」と言われていたが、保険会社に勤めてから天然が治った?と言われるようになる。しっかり者で、できる女とみられがちだが果たしてどうだか。

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