呼吸筋とは・・・
何気なく行っている「呼吸」これも立派な運動のひとつなんです。そしてその呼吸運動を担っている筋肉を呼吸筋と呼びます。呼吸筋は「安静時の呼吸」と「強制的な呼吸」があります。
吸気 → 横隔膜と外肋間筋を使います。
呼気 → 筋肉を使用していません。
吸った時に横隔膜と外肋間筋の筋肉が弛緩すると自然に肺が収縮し空気を取り込みます。これは、肺と胸郭の弾性によるものです。
吸気 → 横隔膜・外肋間筋・副呼吸筋(胸鎖乳突筋、斜角筋、僧帽筋)を使います。
呼気 → 腹筋・内肋間筋を使います。
呼吸には様々な筋肉が関与しているのです。安静時の呼気では筋肉を使用しないので呼吸では吸気が主体となっていることがわかります。
呼吸筋を鍛えるには「ながら鼻歌」
ながら鼻歌を簡単にする方法
主婦の方には特にオススメの方法は家事をしている時の鼻歌です。口を閉じて鼻歌を歌いながら作業をすると自然と鼻呼吸になり呼吸筋や免疫力アップにもつながります。
浅い呼吸は機能低下に・・・
浅い呼吸は酸素不足の一つの原因になっている可能性があるんです!酸素不足になると栄養を分解してエネルギーを作りだすことが出来なくなります。その結果、疲れやすくなったり血流が悪化して肩こりを引き起こしやすくなったりします。
さらに脂肪を分解するには膵臓から分泌されるリパーゼという消化酵素が必要なのですが、リパーゼは酸素の協力があってはじめて脂肪を燃やす力を発揮します。浅い呼吸で吸い込む酸素の量が少ないと痩せにくい体質になってしまうのです。
呼吸筋のストレッチ
呼吸筋を鍛える!
・自然に立ち両手を頭の後ろで組んだ状態で3秒 鼻で息を吸います。
・口で6秒かけて息を吐きながら腕を上に伸ばして背伸びをします。
・首を前に傾け腕を後ろに引くのがポイントです。
意識するポイント3つ!
・吸うより吐くことが大切。
・吐く時はゆっくり時間をかけて。
・適度な負荷をかけながら行う。
呼吸筋があること初めて知りました^^;身体に酸素を送る大切な筋力だったとは・・・呼吸筋が衰えると身体に必要な酸素を送ることが出来なくなり その為 知らないうちに身体の機能が低下してきてしまうのですね。何気なくしている呼吸も動かしている筋肉があると言うことを再認識しました。
( キュレーター : Rose )