ダイエットと聞くと体重を減らすことを考える人も多いのですが、ダイエットの基本は脂肪を減らすこと、イコール体脂肪を減らすことが本質です。そのためにはどんな行動が必要なのか見てみましょう。
体重よりも体脂肪
体脂肪を1㎏減らすにはなんと7000㎉も消費しなければいけないんだそうです。1日あたりで計算してみると、もし1か月で1キロを減らすと考えると1日の消費カロリーは240㎉。2週間で落とすならば1日500㎉の消費なんだそうです。
ご飯が一杯で約170㎉(小盛り100g)そして1時間のウォーキングで約200㎉が消費されます。これらを組み合わせる以外にも、エネルギー代謝を上げる食べ物(玄米や全粒パンなど)に変えるだけで食後のエネルギー代謝が100㎉も増えるんだそうです。そして気づかぬうちに摂取している、飲み物やサラダ類のチョイスも見直してみましょう。
ジュース類や甘い飲み物を取ってる人は水やお茶に変えてみましょう。ドレッシングもノンオイルにしてみたりサラダのトッピングはクルトンやベーコンよりも、豆腐や海藻等を選ぶとカロリーが抑えられます。どうしても甘いものが食べたくなったら、甘酒がおすすめだそうですよ。
太りにくいお酒ってな~んだ?
お酒を飲む機会は色々ありますが、どうしてお酒を飲むと太ると言われているのでしょうか?それはアルコールには「代謝を抑えてしまう働きがある」事と、お酒に入っている「糖」が問題のようです。
糖がたくさん入っているお酒と言えば「ビール」「日本酒」「ワイン」「梅酒」「カクテル」などが太りやすいお酒と言えます。しかし全てがダメなのではなく日本酒だったら、代謝が上がるように熱燗にするとか、ワインも甘口ではなく辛口を選ぶなど工夫をすれば大丈夫です。
一方、太りにくいお酒は「焼酎」「ウィスキー」「ブランデー」「ウォッカ」「ジン」「テキーラ」等です。糖が少なかったり、ウィスキーやブランデーの香りには脂肪代謝を促進するホルモンを増やしてくれたり、食欲を抑える効果があるとか。
太りにくいお酒の飲み方としては、アルコール量を20gにとどめることです。そのためには薄めて飲んだり、大量に飲み過ぎないことです。そしておつまみもタンパク質を一緒に取ることでアルコールの解毒や代謝を良くしてくれるので、枝豆や豆腐、刺身や煮物がおすすめです。
標準体重・美容体重・体脂肪率を知ることから
皆さんは自分の理想体重がいくつだかご存知ですか?健康診断でも聞くBMI(肥満度)で、一番病気になりにくい数値が「22」と言われていますが、そこから自分の標準体重を知ることができます。計算方法は「標準体重=22×身長(m)の2乗」です。
しかし女性が思う理想体重はもう少し細くが理想ですよね?そこで健康的に細く見える「美容体重」の計算式で理想の体重を出してみましょう!「美容体重=身長(m)×身長(m)×係数(19.5~20.5)」です。係数というのは美容体重のBMIですので19.5~20.5で当てはめてみてください。
いずれもその人の骨格や筋肉によっても変わってくるので、目安として考えて見てくださいね。そしてもう一つ。体脂肪率はよく耳にしますが、実際重さにしたら何kgになるのか「体脂肪量」も見てみましょう。
先に体脂肪率を知っておく必要がありますが計算式はこちらです。「体脂肪量(㎏)=体重(㎏)×体脂肪率(%)×0.9」です。参考ですが女性の体脂肪率の目安としては19,9%以下はやせすぎ、20~24.9%は標準、20~24.9%はやや肥満、30%以上は肥満です。女性の17%以下の体脂肪は婦人科系のトラブルのもとになりますので気を付けましょうね。
体脂肪率という言葉はよく知っていても、実際の重さにすると結構衝撃ですねΣ(・□・;)重さの方がとてもリアルです。ダイエットをせねばいかんな~と思わされた私でした。(-_-;)
(キュレーター:rikako)