元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏(66)が駐日米国大使の候補に挙がっていることが分かった。
米メディアによると、バレンタイン氏は南カリフォルニア大出身で、安倍晋三首相が77年に成蹊大を卒業後、2年間、南カリフォルニア大に留学していることから「バレンタインは安倍晋三首相と友好関係にある」と伝えている。
米メディアは「新たな型破りな人事」と驚きをもって伝えている。トランプ氏は昨年、キャロライン・ケネディ駐日大使について「キャロラインは安倍氏に飲まされ、食わされ、日本が望むことを何でもするようになった」と批判しており、大統領になったときは著名投資家のカール・アイカーン氏を駐日大使に起用し、強硬姿勢で臨むと表明していたためだ。
日本にとって強硬派のアイカーン氏より親日家のバレンタイン氏の方がずっといいかもしれない。
引用元 http://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1749820.html
バレンタイン氏、千葉大などで客員教授/こんな人
元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏(66)が駐日アメリカ大使の候補に挙がっていることが9日、伝えられました。バレンタイン氏はドナルド・トランプ次期大統領(70)と旧知の間がらで、既に政権移行チームと面談したそうです。
ボビー・バレンタイン氏は、1968年にドジャースに入団し。 主に内野手としてプレーし、79年に引退。85~92年までは、レンジャーズの監督を務め、95年にロッテの監督として初来日。 球団を10年ぶりの Aクラスとなる2位に導いたが、1年で解任となりました。 翌年からメッツの監督を02年まで7年間務めると、04年に再びロッテで監督復帰。05年に2位となり、プレーオフ(現在クライマックスシリーズ)を勝ち抜くと、日本シリーズも制し、チームを31年ぶりの日本一に導いた。 08年に日米通算1 600勝を達成。 09年で退任すると、12年にはレッドソックスの監督を1年務めました。
日本国内では千葉大、城西国際大などで度々客員教授を務め、スポーツビジネスなどの特別講義を行ったこともあり、ロッテのほか新生銀行、オリオンビールなどのテレビCMにも出演歴があります。
引用元 http://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1749816.html
ボビーの駐日大使は常識的で適任/パックン分析
<大統領ウオッチャー、パックンことパトリック・ハーラン(46)の目>
大使の仕事の大半はPR。ボビーは日本とのつながりは深いし、友好のシンボルになる。マネジャー(監督)だから、基地問題や安全保障、経済についてはそばに優秀な人材を置いて分析させ、采配する監督型の大使になればいいと思う。
トランプは環境長官に反温暖化のスコット・プルイットを起用したり、中小企業局長を大金持ちのリンダ・マクマホンにしたり、とんでもない人事をやっているけれど、ボビー・バレンタインの駐日大使は常識的。驚くけれど、いい。
日本にとっても日本バッシングする古いビジネスマンタイプの大使なんかよりずっといいと思う。ただ、トランプはいろんなうわさを流すのが好きだから、まだちょっと分からないよ。
パトリック・ハーランさん
日本のお笑い芸人。東京工業大学 非常勤講師。米コロラド州出身。1970年生まれ。93年ハーバード大を卒業、来日。「パックンマックン」としてコンビで活動。テレビの情報番組のコメンテーターなどを務める。
引用元 http://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1749823.html
またもトランプ氏は意表を突く人事を行っているようです。バレンタイン元千葉ロッテ・マリーンズ監督は概ね評判はも良く、日本側にとっても歓迎すべき人物のよう。バレンタイン氏が駐日大使に決まったら、日本の良さを知るバレンタイン氏ならではの視点を活かし、日本とアメリカの太くしっかりとした架け橋となってもらえることを期待します。
(キュレーター:SILVIA)